自分を守るために

自分にふりかかる問題や壁にぶつかった時、

人は自分以外が原因だと思いたくなりがちな気がする。

「〇〇さんがこう言ったから私はこうした〜」

「あの時周りがそういう空気だったから〜」

決してこの価値観が間違いだとか、否定するわけではないが私は自分を守る為にも、成長する為にも、強くなる為にも″全て”ではないがその考え方ではダメだと思った。

元々は私は何かのせいにしがちで、何か問題があると苦しいし不安だし早くその状況から逃げたくて自分と向き合うことを拒んでいる人間だった。

中学生の頃のいじめが原因で鬱になり、一時期は外にも出られない、寝たきりの生活を過ごしていた。

当時はノートにたくさん妬み、憎しみの気持ちを書き出していた。

ある時にふと「このままじゃ負けちゃうかもしれない」と思った。
いじめてきた人間達や、それを見て見ぬ振りした大人達。

そういう邪悪な感情に負けてしまう気がして恐怖が一気に襲ってきた。

負けたくない
その一心で私は思考癖を180度変える努力をした。

今、私が寝たきりなのはあの人達のせいかもしれないがあれを耐えた私はとても凄い人間だ。

今は休むための時間だから治療に専念しよう。

少し動けるようになったから少しだけバイトしてみようかな。
（同級生が絶対いない場所、時間を選び3時間だけ働いたり）

ノートに少し俯瞰して見た自分を書き綴ったり。

朝、鏡の前で「大丈夫、私は可愛い。ブスじゃない」と褒めてみたり笑

いろんなことをして、ただのマイナス思考からプラスに変換する力をつけられるようになりました。

よく「俯瞰して物事を見ているよね」と言われるけれど、
恐らくそれは自分を守るためについた癖なんだと思う。

少しずつでも良いから、
自分を守る術を身につけて行くことはとても大切だと私は思う。