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人とつながりたくてフリーランスになったのかもしれない

どこかに所属することに失敗し続けて「もうわたしはどこにもいられないのかもしれない」と思った時期がとても長かった。

会社に通って仕事をすることも難しかったし、住んでいた実家ではわたしが具合悪そうにしていると、母に半ば強制的に外に行こうと誘われた。

「いつも落ち込んでるわたしは、どこに行っても人に歓迎されないんだな」

のちに、半ば諦めのような形で「ひとりで働こう」と、会社に入らずに仕事をする生活を選んだ。でも、パッと目を引くようなスキルがないわたしは、どんどん仕事が舞い込んでくることもない。やっぱりいつも「落ち込んでいる人」だった。

それでも、少しずつ様々な人と仕事をする中で「楽しく心地よく働くには」ということはずっとテーマであったと思う。わたしの場合は精神障害を持っているので、自分の障害について特性や配慮のお願いを事前にお話することにした。「健康でバリバリ働ける人」でないと仕事がもらえないと思っていたけれど、そんな人ばかりではないこともわかった。パッと目を引くイラストではなく、ふんわり伝わるイラストが必要とされる場面があるとも知った。

そんな人たちと出会ったおかげで、仕事のために体調を整えることもすごく考えるようになれたと思う。

(事業サイトに掲載している、わたしの取扱い説明書)

少しずつ広がった仕事の縁。長く関わらせてもらっているsoarのみんなにはとても仲良くしてもらっていて、オフィスに呼んでもらって一緒に仕事したり、イベントに行けばスタッフのみんなが笑顔で声をかけてくれたりする。他にも、会社やフリーランスの方とつながって仕事ができるようになった。

「同じ会社でメンバーとして仕事をする」というガッツリとした関わり方ではない。だけど働き方(人との関わり方)には選択肢があっていいのだ、と思えた。普段はひとりで仕事をしているから人と会うのが楽しみだし、関わってくれる人もあたたかく接してくれる。これから、週の半分くらいシェアオフィスに通うことも決まった。ここもとても心地よい空間だ。

人間関係は、近すぎても遠すぎても苦しい。仕事関係では特に心地よい距離を保つのは難しいけれど、フリーランスは「ひとり」じゃない。むしろひとりでいる時間が長いからこそ、人とのつながりを大切にできる。とてもゆるくてやさしく人と繋がれる、この形を求めていたのかもしれないなあ。

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