相手を自由にすることば
敬語は、慣れてしまうととても楽なものだ。
もちろん相手への敬意を示すものではあるのだけれど「敬語を使っていれば間違いない」という気持ちから敬語を使っていることが、わたしはよくあった。「逃げの敬語」というか「消極的な敬語」みたいな感じだ。
それもあって、相手が年下だったり「必ず敬語を使わなくてもいい」という状況のときも、どうも敬語をずるずる使ってしまっていた。
敬語を使うこと自体は悪いことではない。でも、相手が年下の場合、わたしが敬語を使うことで相手に気を遣わせてしまっていることにずっと気づかなかった。「敬語使わなくていいですよ」なんて言われてしまうことすらあって、それでやっとハッとした。
「立場に合ったことばを使わないと、周囲の人が心地よく過ごせないことがあるんだ」
年上の人がフランクに年下の人に接することは、差を生み出してなんだか嫌だなあと思っていた。だけど、年上の人がフランクに接すれば、年下の人は安心して年下らしく振る舞える。年下の人は自分の置き所に迷わなくて済むし、状況によっては年齢を超えた言葉遣いをする関係にもなれるかもしれない。
敬語は丁寧さを示すだけでなく相手との距離も生む。そのとき、自分のことだけではなく、相手が心地よく居られるかも気にできるようになりたい。
とはいえ、わたしは相手と仲が深まるまでは年齢に関係なく敬語を使い合う方が心地よいと思うほうなので、敬語をどこで抜いたらいいかまだよくわからない。慣れずにぎこちなくなってしまうことばかりだけれど、相手にも楽しんでもらえるコミュニケーションをとれたらいいなと思う。
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最近はイベントにいってグラレコ(グラフィックレコーディング)をしたりしてます。こちらは今週のイベントで描かせてもらったものです٩( ᐛ )و
明日2/9もイベントで挑戦しようと思ってますので、そちらも楽しみにしていただけたら嬉しいです(^ω^)
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