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応用を応用して応用

わたしは写真の基礎を知らない。絞りやシャッタースピードについてはざっくり理解して、多分こうすれば撮りたい感じに撮れるかな、とやってみて違ったら数値をいじってまた試す。

構図なんかはデザインやイラストの経験をベースにやってみる。写真なりの「正しさ」はあるだろうけど、わたしは今のところ好きに写真を楽しんでいるし、フォトグラファーの方の作品を見ていつもうっとりしている。

小さな頃に見た、星の移動していく写真。それを思い出して最近はスローシャッターでどうしたら面白く撮れるか遊んでいる。その時の光の量や自分の動きによっても変わってくる。

なんでもない風景でもわたしがカメラを動かしながら撮れば全然違う世界みたいに見える。ちょっとした旅行みたいだ。


わたしの専門分野みたいなものは何かと考えると美術なんだけども、もともと言語や音楽など色々と興味があったので、デザインをメインにしつつ、ファインアートもずっと気になっていた。学校でなんでも試せたあの頃にもっとファインアートに触れておけばよかったと思うけど、今になって改めて興味が強くなったことが不思議な繋がりのように感じる。

何か違うことをしているようで、感覚としては応用だったりする。新しく学ぶ必要があることが出てきたらそのとき学べばいい。応用して応用して、転んで滑って変な道に入って。そんな風にどこかで何かのしっぽに指先で触れようとしている。その生き物はネズミか、ネコか、トラか。それともヘビかな、何かな。


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