見出し画像

夏の太陽、夏の月 125 妄想

 続編絵本は一応キャラクターデザインは出来ているので、只今抽象画のセレクトに入ってます。あーでもないこーでもないと試行錯誤するのが創作活動の楽しいところで、日常を忘れてしまいます。人生は行動と挫折の繰り返しで、暇なときたら・ればで妄想をしてしまいます。ここでは自分の事はひとまず置いといての妄想の話になります。

前田日明対ヒクソン・グレーシー

 1回目の高田延彦戦のあと実現寸前までいったカードです。前田とヒクソンは体格差もかなりあります、ヒクソンは大きな相手とはあまりしたがらないので対戦にあまり乗り気ではなかったのではと思います。前田はこの時すでに足の膝を痛めています。全盛期ではないのでヒクソンに捕まれるとどうかと思います。私自身、思い入れの強いアントニオ猪木は別として、日本人最強は前田日明かもう亡くなられてますがジャンボ鶴田と思っています。

 既にスピードがあまりない前田が負ける可能性も大いにありましたが、無難な高田との再選を選んだとこをみると避けたとも捉えられます。ヒクソン優性の意見もあります前田のコンディションが良ければ私は勝てたのではと思います。勝負は時の運。相撲でも15番中2番負けても優勝しますから。

 このあとヒクソンは引退前に同体格の船木ともやり眼底骨折の重傷を負いかろうじて勝ちました。大きくてパワーのある相手には警戒したようです。最期まで対戦しませんでした。まあ、400戦無敗と言っても対戦相手を選びヒョードルやブロック・レスラー、ゲーリー・オブライト、スティーブ・ウィリアムスとかの大型の実力者とはやらずに引退したので確かに強いとは思いますが未知数のところもあります。

 結局、プロレスと総合格闘技は別物、ヒクソンは格闘家としての華がないのに前田や高田が付き合う必要もなかったのですが、当時の格闘技界の情勢が許さなかったのでしょう。ブック(台本)込みの異種格闘技戦をしたアントニオ猪木の幻想ですね、いい迷惑かもしれません。新日本プロレスはキングオブスポーツをうたってましたから。

 今少なくとも、オカダカズチカや飯伏幸太は絶対にやらないことを当時のレスラーはやっちまったんですね。

 しかしながら、1980年代~2000年代まボクシングを含め格闘技界は負けたらどうなるんだというくらいの痺れる戦いが多かった熱いいい時代でした。

ブラウンGP

 今年で撤退するホンダの状況と似ているのですが、当時リーマンショックがありホンダは即撤退。ただ同然でロス・ブラウンに売り払い、メルセデスエンジンに変えてブラウンGPとしての参戦。

  コンストラクターズとジェイソン・バトンのドライバーズのダブルチャンピオン。その年捨てて翌年用に自前で創ったシャシーがかなりよかっただけに比較的非力なホンダエンジンでも何勝かできた、あるいはダブルチャンピオンもという感じです。

 当時とにかく撤退が悔やまれた。ホンダF1ファンは妄想を繰り返ししていた。

 今シーズンもホンダが撤退してからレッドブルが常勝チームになったら非常にもったいないし悔しいです。ちなみに今の常勝メルセデスGPの前身はその1年限り活動したブラウンGPです。F1はとにかく金の世界、チャンピオンチームでも金がないと翌年活動できませんから。

 いつもホンダF1はよくいえば潔い、悪くいえば多額の投資をしている割に損している感じです。2輪、4輪、飛行機、マリンスポーツ、芝刈り機など世界一のエンジン製造会社のホンダほどの大企業、株主第一主義からすれば当たり前、どうってことないかもしれませんが、残念です。パワー・オブ・ドリームです。来年なんとかならないものか、これまた妄想が続きます。

画像1

日本対ベルギー

 サッカー男子日本代表、ワールドカップではベスト16どまりが3回。実力の割には好成績だと思います。

 ベスト8進出をかけ駒野が外した南アフリカ大会のパラグアイとのPK戦もありますが、最もベスト8に近づいたのはロシア大会の日本対ベルギー戦でしょう。後半残り30分ぐらいで2対0て、ベルギーのゴールキーパーも負けを覚悟してバカンスの準備を思っていた試合ですから。また守り切れないのが日本。1970年大会のイングランド以来48年ぶりとなるワールドカップのノックアウトステージにおける2-0とリードしてからの逆転負けだそうで。一時期の阪神タイガースとダブるところがあります。愛おしくて勝ちきれなくて最後にズッコケる。今の阪神の快進撃、サトテルによることも多いですがマルテ、サンズ、スアレスの外国人の活躍が土台となってます。

 サッカー日本代表も線がどうしても細いので骨太の高身長、強靭な体躯のストライカーやディフェンターが出てきたら中盤がいいのでもつと上位にいくのではと思っています。東京オリンピックがいいきっかけになりそうでメダルに期待です。

 予選敗退とかベスト8入りを逃がした経験の蓄積と脈々と伝わるチームの伝統が代表を強くするのかな。また、野球でいう大谷翔平やダルビツシユ有のような超大型サッカー選手がそろそろ日本代表にも出現するのではと期待しています。ベスト8、ベスト4、はたまた夢の優勝が私が生きている間に見えるのかと妄想にふけっています。

アートの妄想・おわりに

 人生苦しい時に妄想にふけるのはいい事だと思います。自分が苦しい時、応援歌を聞いたり感動の映画を観たりするのもいいですが、たまには妄想にふけるのもいいかと、私の書いているSFやファンタジー、絵本は妄想の固まりです。子供の時だけではなく大人になってからの妄想もいいものです。写真は子供のための地域のペイントイベントの模様です、私の地域の宣伝(了承は取ってますが、顔は映してません)、いろんな道具を使って妄想に耽ってます。まだまだ無限の夢があります。

この記事が参加している募集

#私の作品紹介

96,427件

よろしければサポートお願いします!