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夏の太陽、夏の月 97 絵本奮戦記

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 絵本「みんなぬってるかい!ローラーくん」の奮戦記です。

 令和2年3月31日に退職後、念願のクリエイティブな事がしたいという思いから、とりあえず小説、絵本、作詞を世に出すという目標を建てました。小説は幸いにも11月に「浦シマかぐや花咲か」(幻冬舎)を刊行できました。

 生命(いのち)が蘇えるストーリーのSFファンタジー。長年温めていたテーマは「生命(いのち)の尊さ、大切さ」でした。それから絵本の製作に取りかかり、4月29日に「みんなぬってるかい!ローラーくん」を発刊する運びとしなりました。今回のテーマは「友情と絆」です。

 絵本にも出てくる山本祐也さんの絵の師匠は私の高校時代からの大親友です。その大親友から山本祐也さんを紹介され、その抽象絵画の濁りのない色彩の綺麗さ迫力に圧倒されました。私自身、普通の絵本を書く気は毛頭なかったので、抽象絵画を取り入れた絵本を書くことを思いつきました。本書にも山本祐也氏の9枚の抽象絵画の力作が入っています。キャラクターデザインは私が担当しました。不思議なことにローラーくんを始めとしたキャラクターはスラスラと描くことが出来ました。

 ただ、笑顔・絵の具三姉妹の名前に苦慮しました。最初は赤絵(あかえ)、青緒(あおお)、黄華(おうが)にしたのですが、子供達には漢字も呼び方も難しいという指摘もあり、赤え(あかえ)、青み(あおみ)、黄い(きい)に変更しました。最期の言葉、「えがお」から「えみぃ」に変えたという次第です。

 また、赤色と青色と黄色を混ぜると茶色、灰色になるという事が物語に出て来ます。絵の具を等分の割合で混ぜると理論上は黒になるようです。現実には液体である絵の具を等分の分量に分けるのは不可能に近いので、私も初めは茶色になると思いました。同級生の絵の師匠から実際にやってみろとお叱りを受けて画材屋さんで絵の具を買って混ぜると灰色にもなるという事が分かりました。皆さんも是非一度、パレット上で混ぜてみてください。

 このように約6カ月の製作でいろんな事がありました。完成して感慨もひとしおです。私の自信作ですので是非、読んで、見て、感じてください。以前の自分よりきっと優しくなれるはずです。


 図書館、学校、病院への献本も終わりひと段落です。先生や係の方に喜んでいただきとても幸せです。共著の山本祐也氏ともども私の好きなタイガーマスク。その活動(タイガーマスク運動・慈善活動)を少しでもできたかなって思います。

 今、時間を気にすることなくメジャーリーグを観ています。大谷翔平選手今日もホームラン‼ 心が躍ります。私の住む近畿地方も梅雨に入り、コロナ禍の雨模様ですがこういう活躍を観るとスカッとします。

 とにかく、昼から頑張らねばと思います。少し古いのですが映画「藁の楯」ネットで観ました。

     「藁の楯」 感想


 三池監督にしては、途中で放り出さずにきっちりラストまで持って行ってます。
それなりに余韻もあるし、心に響くものもあります。
ゴルゴ13のチェックメイト、スティールメイトに似たストーリーです。
命とはなんなんでしょうかと考えてしまいました。結構理不尽にSPが死んでいきます。
三池監督作品だから許せる。原作も未読ですがバトルロワイヤルぽいんでしょうね。
突っ込みどころは満載で頭を空っぽにして観るのをお勧めします。
特に気になったのは普通懸賞金10億円で殺人しますかね。
100億円とか1000億円だったらリアリティあるけど。
遺産13億円の紀州のドンファンですら妻の来てもあまりなかったのですから。
それと日本の警察の官僚体質、ああいう組織というのは分かっているけど、
最近の若者・中年では敬遠するのではないでしょうか。まあ志が弱かったら入ってもすぐに辞めるでしょうけどね。
 現実では、今の世の中、仕事・出世というのは人生の順番がかなり低くなっているのではないでしょうか。
大沢、松嶋のような刑事いないとは限りませんが。
 リアリティがないはいつもの三池監督作品での課題でしょう。三池監督にはオファーがあれば手あたり次第作りさがすのではなく1作、1作大切に作って欲しいと思います。

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