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香山リカ著『しがみつかない生き方』を読んで思うこと

 図書館で予約して、どんどん確保通知が来て、それを受領するために、大急ぎで貸出制限冊数を確保する、つまり速読する。読書に時間をかける。昔風に云うと、机の前に座る時間、寝転んでも本を読む。
 このくらい本と接触する時間を持って居れば、学校での成績も上がり、組織のなかでの昇進も進んだことだろう。それに人間関係の維持や他人様への態度も常識がくわわれば、言うことはない。万々の人生だ。
 それでよかったか。
 それを想う。
 どっちにしたって、あまり変わらんのだ。
 香山リカさん、タレントで随筆家、精神科医者、写真はよく見る。精神科の医者で小説家やなんやという人気商売、いろいろいる。なだいなだ、もう亡くなっているだろうな。北杜夫、親父も有名な小説家だった、名前が浮かばない。加賀乙彦とか中井久夫とか、もうどうでもいいって感じがある。
 所詮、他人の考え、参考にして自分の考えを充実させていくしかない。
身につかない。
 この香山リカさんのお話も、精神科医、患者さん、いろいろあるだろう。
たいへんだと思う。他人の悩みや困りごと、はては妄想、空想などにつきあっていくのは、幻聴幻覚や異常行動には、薬もあげて抑えることも必要だ。
 仕事だから報酬があって、生活に困らない。
 それだけでもすばらしい。
 お書きになっていること、いちいちごもっとも。
 少しでも実践していきたい。
 読んで無駄ではない。

裏庭のサザンカ、もう御仕舞いかな

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