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2024年1月31日(水)「コンビニの是非について考える」

今日の豊田は曇りのち小雨。
朝方の最低気温は2℃、日中の最高気温は10℃。
時が経つのは速いモノで、1月も今日で終わり。ヤバいなぁ(笑)。さて、

昨日は「内臓料理(動物)・もつ焼」をお届けしましたが、今日は「コンビニの是非について考える」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

コンビニエンスストア。
もう日本ではその存在が当たり前となり、人々の生活には無くてはならない存在となったコンビニ。そして、アメリカ発祥のコンビニは日本ではガラパゴス的な(?)発展・進化を遂げ、更に世界にも拡散・拡大しつつあります。
大抵は24時間・年中無休営業で、身近な場所にあり、且つ小さい乍らも世間の人々が欲しいと思うモノはほぼ全てが揃うお店となっているので、本当に便利な存在ではあります。買い物だけではなく、コピーも出来りゃあ、宅急便も出せるし受け取れる、公共料金の支払い・住民票の取り付けなんかも出来、ATMで現金なんかも引き出し出来てしまう。ナンならば、コンビニに行かなくても自宅迄の配達してくれたり、イートインコーナーでは軽食を摂ったりするコトだって出来ちゃう。トイレなんかもタダで使えちゃったりもする。

でもねぇ。
自分的には、ちょっと今の日本に於けるコンビニについては如何なモノなんだろう、と思ってしまっているんですよ。
確かに、便利ではあるし、色んな意味での利便性もあって、誠に以て有り難い。でも、ソコ迄やらなきゃあダメなのかな?と思えてしまうホドの行き過ぎ感、ガラパゴス感があるコトは否めないんじゃあないかなぁ。確かに、世の中にはいつもいつも深夜労働して下さっている方々や、お勉強で遅くなるヒト達なんかもいるので、単純に今のコンビニを否定するコトは出来ないとは思うけれども、全部が全部24時間・年中無休営業しなきゃあイケないってコトは無いんでしょうなぁ。
様々な観点からその良い点・悪い点等両方の側面があるので、その片方だけを論ってドッチが良い、と決めつける必要は無いのでしょうが、その良いトコ・悪いトコを見極めた上で落ち着きドコロに落ち着かせる方法を探るのが良いのでしょう(実際、コンビニ業界全体の8割を占めると言われているセブン・ローソン・ファミマの3社は夫々その落ち着きドコロを見据えて色んな観点から尽力中であるとは思いますが)。

では、その様々な観点ってのにはどんなモンがあるかと言えば、利便性・地域貢献防犯労働力不足過重労働・需給バランス(作り過ぎ・捨て過ぎ等)・企画商品の是非・食品ロス(過剰な消費及び販売期限・値引販売禁止等)・食品添加物環境負荷(エネルギー消費・厳密な納期設定の為の過酷で過剰な配送・個包装によるプラ廃棄物など)等々ですかね。この中にはSDGsの観点から考え直さなきゃあイケない問題も含まれてますね。

特に食いモノ系の観点からすると、個人的にコンビニはイカンじゃん!と思う点は以下でしょうか。
・    過剰な消費及び販売期限設定による大量の食品廃棄…そんなに厳格にやらにゃあダメなのかなぁ?もっと緩和するか、廃棄前食品の活用方法をもっともっと検討すべきでは?
・    恵方巻等に代表される企画商品の大量売れ残りや自爆営業の問題…別に全国的に毎年恵方巻をどっかの方角向いて食う必要があるのか?コンビニ各社、金儲け主義に走り過ぎてないか??
・    長めの消費期限の為や、色どり・見た目等の良さを出す為に使用される大量の食品添加物による健康被害の可能性…個人的にはコレ結構気になってます。だから、あんまり買わない。
・    この営業形態を維持する為の多大な環境負荷…今流行のSDGs観点からは、ねぇ…

別に、コンビニが無くたって昔のヒトはチャンと暮らしていたワケだし、多少の不便を我慢出来ないワケでも無ければ、事前の準備さえしておけば対応は充分に可能なコトが殆どであるコト等もあるコトを考えれば、全国的なコンビニの数が多少減ったって、或いは営業時間が変えられたって、如何様にも対応する方法はあると思うんですよね。また、全国一律の営業時間・日程である必要も無いと思いますね。

と言うコトで、現状のママでは長続きしない、sustainableではないと思われるので、自身としても業界としてもその在り方を良く良く考えねばならん時に差し掛かって来ているのではないかと思う次第であります。また、コレから益々少子高齢化が進み、且つ人口減になって行く日本でのコンビニとしての生き残り戦略、利用者の更なる利便性向上等も考えた上での対応をして行かないと立ち行かなくなってしまうのだと思います。この問題、草の根でやって行かないと業界・世の中は変わらない問題なんじゃないかと思います。

と言うコトで、本日はココまで。
明日は「醗酵食品・干物」について書いて行きたいと思います。


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