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2024年5月20日(月)「二十四節気・小満(しょうまん)」

今日の東京は朝から雨、午前遅くからは曇り時々晴れ。夕方以降は晴れ。
朝方の最低気温は14℃弱、日中の最高気温は23℃。土曜日は真夏日になったものの、昨日夕方からはお天気が崩れ、気温も然程は上がらず。でも、明日以降は最高気温が25℃を下回るコトがないようで、ホント梅雨入り前に既に夏になってしまいそうな勢いですね。温暖化の影響は顕著なのであります。
そうこうするウチに立夏も終わり、今日からは二十四節気小満(しょうまん)入り。七十二候でも小満の初項「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」(孵化した蚕が桑を食べる時季)となりました。さて、
 
先週末は「醗酵飲料(日本酒)・日高見」についてお届けしましたが、本日は上述の通り新たな節気に入りましたので「二十四節気・小満(しょうまん)」について書いて行きたいと思います。
 
小満。
全てのモノが次第に成長して、一定の大きさに達し、天地に満ち始める頃。秋に蒔いた麦の種などが丁度穂を付ける時季。穂が出始めた麦を見て「今年も順調に育っているな」とホッと一安心(小々満足)した為にこの時季のコトを「小満」と言われるようになったと言う説もあるのだそうです。ナルホド。
尚、今年の小満は今日の5月20日(月)に始まり、次の芒種(ぼうしゅ)が始まる前日の6月4日(火)迄の2週間となります。

この時季に美味くなって来るサカナとしては、市場でも数が出始め身も充実しつつあるのがイサキタカベマアジイワシですね。エボダイシロギスシラスなんかも良いです。ぼちぼちや稚鮎が出始めてますが、6月1日アユ漁解禁の河川も多いので、コレからシーズン本格化ですね。また、シーズン真っ盛りのアオリイカはエエものが入ってますが、如何せん高い(汗)。貝類では、サザエイワガキが数多く出て来てますし、マボヤや殻付きのムラサキウニなんかも見掛けるようになりました(箱ウニはほぼ周年ありますが)。甲殻類では、クルマエビケガニが本格シーズンインですね。梅雨入り頃に美味しくなるおサカナは多いので、コレからも楽しみです。

この時季に旬を迎える野菜としては、葉付きのエダマメなんかも出て来てますし、インゲンやシシトウ・オクラ等も良く見掛けるようになりました。また、ピーマンやパプリカなんかも本格シーズンインのようだし、アスパラガス・ズッキーニなんかも出てますね。また、トウモロコシはまだ高いけどチョコチョコ見掛けるようになって来てるし、新生姜・葉生姜・ミョウガなんかも多くなって来ました。生のらっきょうも出始めてるし、梅なんかも。らっきょう漬けたり、梅仕事したりしなきゃあイカン時季になりましたね。紫蘇も、ね。

果物では、マンゴー・メロン・サクランボ・ビワ等が旬に入りつつありますが、何れも高くて手が出ないや。手が出る旬の果物と言えば、キウイとパイナップル位ですかね(笑)。

お花的には、ツツジもそろそろ終わりを迎え、梅雨に向けてアジサイがそろそろ咲き始めかな。バラも今が真っ盛りで、この小満の時季には終わってしまうのかな?アヤメやカキツバタ、紅花なんかも見頃を迎えつつあるのでしょうか。

行事的には、上述の通り、そろそろ梅の実が膨らみつつあるので、第一弾の梅仕事としては青梅を使っての梅酒作りですね。去年は初回と言うコトで黒霧島・黒糖焼酎・キンミヤ・ホワイトリカーの4種で造ってみましたが、今年はどうするかな。6月1日になれば、全国的に鮎釣り解禁の河川が増えますね。今年は、日本でも鮎ルアーやってみようかな。同じ日には衣替えもか(でも、自分にはカンケーないな(笑))。6月に入れば、そろそろ梅雨入りもね。雨は鬱陶しいけれども、上にも書いた通り梅雨に美味くおサカナは多いので、ソレを糧に梅雨を乗り切るコトとしましょうか。

小満の次は「芒種(ぼうしゅ)」(今年は6月4日(火)~20日(木))。
と言うコトで、本日はコレにて。
明日は「有害鳥獣・猟銃所持許可!」について書いて行きたいと思います。


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