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2024年10月2日(水)「醗酵飲料・今年のひやおろし/秋あがりと新焼酎」

今日の東京は終日晴れ。
朝の最低気温は20℃超、日中の最高気温は32℃迄上昇。お、今日は30℃超えて来ましたね。折角秋めいて来たと思ったら、夏に逆戻り?流石に30℃を超えて来ると暑いモノです。油断は出来ませんね(笑)。さて。

昨日は「開業準備・会社設立に関する現状」についてのご報告をさせて戴きましたが、本日は「醗酵飲料・今年のひやおろし/秋あがりと新焼酎」についてお届けしたいと思います。

今年も新酒の季節となりました。
もう市中の酒屋さんでは冒頭写真のように「ひやおろし」とか「秋あがり」等日本酒の新酒コーナーを設けてるトコロもあるし、8月頃に収穫を終えたサツマイモで造られた焼酎の新酒を売り始めているトコロもありますね。
行き付けの酒屋さんと話をしていても、個人的な実感としても、今年は例年よりもひやおろし/秋あがりと新焼酎が出て来るのが早かったような気がします。コレも気候変動の影響なのでしょうか?恐ろしいコトでもあるような気もします。気温上昇によって米や芋の収穫時期が早まった結果なのでしょうか??
となると、日本酒の「ひやおろし」と言うネーミングは良いにしても、「秋あがり」なんて名前は使えなくなってしまわないか、等と少々心配になります(笑)。

新酒と言えばボジョレーヌーボーが真っ先に思い浮かぶワケですが(今年の解禁日は11月21日(木)だそう)、日本酒や焼酎にだってヌーボー(新酒)があるんだよ、と言うコトは昨年の今頃にもお伝えしていたかと思います。
食い物だけでなく、お酒にも旬があるってのはとっても良いコトですね。イベント感があるので。この辺は是非活用(?)して行きたいと考えてます。

で、今年のひやおろし/秋あがりの出来は?
ひやおろしや秋あがりがナンなのかと言う点については昨年のこの時期に書いているので、コチラをご参照下さりませ。
ナンだか、酒屋さんの陳列棚を見てみても、昨年よりもひやおろしだとか秋あがりだとか銘打ったお酒が増えたような気がします。とある都内の酒屋さんなんかは、日本酒保管用大型冷蔵庫の半分以上がソレらで占められていたホド。あまりにも銘柄数が多過ぎて、とってもその全てを試すなんてコトはムリな状況になってますね。
今年も幾つかのひやおろし/秋あがりを飲みましたが、生酒のフレッシュさはないけれども、秋の食材に合う、1回火入れにより円やかさと旨味の増したお酒が多いですね。誠に、良い。
今回、「アレ?」と思ったのは(まだ飲んでないけれど)、「神亀 純米 ひやおろし」。何故かと言うと、通常は搾ってから貯蔵する前に1回、貯蔵後出荷前に1回火入れをするトコロ、フツーのひやおろしは貯蔵後の出荷前の火入れを省くので、1回しか火入れしないハズなのに、神亀の場合は2回火入れを行っていると書いてます。2回目の火入れはどのタイミングでやってるんだろう??不思議です。

お次は、新焼酎。
コレについても昨年書いてますので、ソチラご参照。麦や蕎麦の収穫時期はもう少しアトなので、この頃に出てる新焼酎は大抵芋です。でも、通常ならば原料となるサツマイモの収穫時期は8~9月なので、フツーは11月1日の本格焼酎の日を目指して酒造りを始め、販売するっちゅうコトになる筈なのに、今年はもう出てる。何故だろう?ホントに温暖化のせいなのか??
取り敢えず、毎年買っている「山猪」と「伊勢吉どん」を買って飲んでみたけれども、やっぱ旨いですねぇ。若気の至りの(?)荒々しさ、フレッシュなカンジ、芋芋してるトコロもとっても宜しい。ドチラかと言えば、華やかと言うよりもガツン系。新焼酎らしくて良いですよ~。

矢張り、季節モノは大事にしたいモノです。
まだお召し上がりになられていない方は、ひやおろし/秋あがり・新焼酎を目指して是非とも酒屋さんに足をお運び下さい~。秋の食材に合いますよ~!

明日は「内臓料理(魚)・キャビア」についてお届けする予定です。

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