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「大企業でしか働いたことのない私がある日突然、売り上げなしのITスタートアップで若者たちと働く事になった理由」つづき2

常識にとらわれない、ミレミアム世代の起業手法


この会社はとても不思議な会社だと思っています。
私ともう一人40代の社会福祉士さん以外、ほぼ20代のメンバーで構成されています。

20代ばかりなのは特段変わったことでもないのですが、不思議なのはそのメンバーは各々自分から「働かせて欲しい」と連絡をして来た人ばかりな事です。募集もかけていないのに。

今は産声を上げて2か月もたってない状況ですので、満足のいく金額ではないはず。
もちろん、生きていかなくてはいけないので、それぞれ仕事を持って収入源を確保しています。そこで学んだスキルをプラスロボで生かしたい、副業として関わらせてもらえないかと言うのです。それもSNSやインターネットを通じてスケッターというビジネスの存在を知り連絡してきたメンバーばかりです。
スケッターさんも然り。「若い人が興味を持ってくれない」と言われている業界で、若い人たちがぞくぞくと登録してくださっています。


この「人が寄ってくる」のはこのスケッターというシステムの持つ魅力によるものなのではないかと感じています。もしかすると、それほど不思議な事ではないのかもしれませんが、私には不思議に映っています。

「お金を稼ぐためだけに労働力を提供するのでない」それは今の若い人達の行動の根拠を表しているのかもしれません。いつかみんなを分析してみようと思います。
代表の鈴木は「何とか早く収益化してみんなに少しでもお給料を渡したい」という思いで頑張っています。例えば「事務所を借りるお金があったら少しでもスケッターを広める事、人手不足の解消に使いたい」と事務所を借りず、Slackというサイトで毎日情報を共有しているのもその一つです。

「Slackってナンデスカ?」

これもまた、今まで大企業と言われるところでしか働いたことのない私としては『事務所がなくSlack上でのみ繋がっている』ことは驚きに値することでした。

実は、私がまだSlack上でしか関わったことがなく、実際に会ったことのないプログラマーもいます。いつか会えるのを楽しみにしています。


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