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お話し相手のプロ! 「もんちゃんのおしゃべり相談室」から見えてきたスケッターの新たな可能性


土光です。
「スケッター」という介護版スキルシェアサービスを運営しています。

スケッターについて知らないという方はこちらから。

https://note.com/sakamoto515/n/n085ccbb178a6

この度、「もんちゃんのおしゃべり相談室」がオープンしました。
これは『もんちゃん』という『傾聴』(お話相手)に人並外れて長けている方が、『傾聴』についての質問をなんでも受けます、という相談室。
LINEのチャットでもんちゃんが回答してくれるのです。
https://www.sketter.jp/counseling

スケッターさんの中には、初めて『傾聴』にチャレンジする方も多くいらっしゃいます。
「やってみたいんだけど不安」「傾聴ってそもそも何?」という方も。

そんな方々の不安を軽くするために、もんちゃんが申し出てくれ、実現しました。

⚫️さっそく、もんちゃんに相談してみた!

かくいう私も、本業として介護職に就いたことはなく、ご利用者様とお話する時も「これで大丈夫かなあ、不快に思わせちゃってないかなあ」と不安に思いながらお話していました。
そこで、おしゃべり相談室オープン後、早速質問してみました。

「初めてお会いする利用者さまに、一番初めは何と話かけたら良いですか?
一度話し出すと不安はないのですが、一番初めに何と話かけたらお話してもらえるかなあといつも考えてしまいます。教えてください!」
返事が来ましたが、まぁ、もんちゃんの言葉のあたたかい事・・・

「土光さんへお返事遅くなりました🥺
最初になんと話をかけたら良いか、迷いますよね。                                   (きっとお相手もおんなじ感じのはず、と私は考えてます。                                                                                       あ、誰かきたな、優しそうな人だな、でも声をかけてもいいものかな。みたいな。)
何か話さなきゃ、と肩に力を入れず、目があったらにっこり。
そして、丁寧に自己紹介をして、何をしに来たのかをお伝えするようにしています。

どうやって距離を縮めようかなぁという気持ちは、不安として伝わるばかりではなくて、大事な時間だ〜、と考えてもらえたら嬉しいです👌🏻
焦らずゆっくり距離を縮めて、
別れる時に、「最初はドキドキ緊張したけれど楽しく過ごせてよかった〜」と、お互いが幸せな気持ちで終われることをイメージしてみるときっと安心を生む言葉が出てくると思います❤」

「これは、おばあちゃんでなくても好きになるわ・・・」と納得してしまいました。

ある日、いつも通り介護施設に営業しに行くと、施設長がまだ外出先から帰って来られていないとの事。

職員さんが「利用者さんとお話して待ってますか?」とおっしゃるので、遠慮なく利用者さんのテーブルにつきました。
初めてお会いする利用者様ばかりでしたので、早速もんちゃんのアドバイスを思い出しながら話しかけると、不思議とみんなニコニコ。       アドバイスをもらった事で、自信をもって話が出来ました。

私が話題に悩む暇もなく、利用者さんから話しかけられ話が弾み、「おおー!もんちゃんのアドバイスどおりー!」と嬉しくなりました。

おやつの時間だったので、職員さんが私にも一緒におやつを出してくれ、楽しく得した時間。もんちゃんのおかげ。
そのうち施設長も帰って来られましたが「土光さん、こんな所にいたの!」と笑われる始末。
みんな優しい方達で良かった・・・

●スケッターの評価システムが、本人の給料アップにつながる?

「スケッター活動で得た“評価”を活用してお給料の交渉してきて欲しい。」
ある法人の本社採用担当の方がお話されていた事です。

スケッターサイトでは、スケッターがお仕事を完了すると施設側から評価をもらいます。「自分が『どこで』『何を』『どれくらい』してきて、『どういう評価』をもらってきたか」を可視化出来るシステムなので、自分の魅力を伝えることができます。

「このスケッターサイトが成熟してきたとき、これを就職のお給料交渉の武器にしてもらえればいいと思う。
十分お給料を上げられる。                
スケッターの評価をもって給料交渉してきて欲しい。僕はこういう人(もんちゃん)には、人よりも高い金額を提示します。
自分の法人には『良い人』に来て欲しいから。」(採用担当者)

額面がすべてではないけれども、それだけ「来て欲しい」と思う価値の大きさのあらわれだと思います。

もんちゃんは一つの事例で、もっとたくさん、びっくりするようなスキルを持つ人がいると思っています。
介護職の方には当たり前すぎて『普通の事』だと思っているけど、異業種など周りの人から見ると実はすごい宝だという事に気付いていない。もっと、その宝を見せたい。

もんちゃんの宝は他の業界の人からは驚くべきスキルで、このおしゃべり相談室をきっかけにこれから産経新聞で取材を受けるそうです。
介護業界には、もっともっとこういう宝をもった方々がたくさん隠れているはず。と私は思っています。

●「スケッター」はその人の良さを可視化する

私の仕事では、施設長をはじめ色んな採用担当の方にお会いします。
「どんな人を採用したいですか?」と伺うと「良い人が欲しい」とお答えになる方がほとんど。
でも『良い人』って履歴書や面接、見た目だけで判断できない。

人を見る事に熟練された方ならともかく、だれもが確実に良い人かどうかの判断はなかなか難しいものです。
しかし、介護業界では人手不足がどこの施設でも叫ばれ、業界内に限らず、業界外の人も採用していかなければ、介護業界の人材不足問題は立ちゆかなくなります。

資格も何もない、業界外の方を採用するのはどんな人か分からず、不安が伴う事もあるかもしれません。
そんな時に“可視化された『良い人』という信用”が判断材料のひとつになるのではないか。と思うのです。

つまり、スケッターは信用を可視化し蓄積するサイトです。


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