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メモ、することについて

アイデアがよく浮かぶ場所… これは本当、ひとそれぞれで、トイレ中とか、夢のなかとか、寝入りばな…だから枕元にメモ用紙と筆記具置いてる、とか、何も思い浮かばないから散歩に出かけるとか、どこで何が「降ってくる」か分からない、というひともいたり。

私の場合はお風呂中。血の巡りが良くなるのか、一番リラックスできる場所、だからなのか「さて何かないかな?」と捻り出すでもなく、ふっと湧いてくる、降ってくる。
たとえそれが後で改めて考えればしょーもないことであっても、とにかく「思いつきは思いつき」なのだ。普段ずっとぼーーっと過ごしている、あるいは仕事でアップアップしているかどちらかの自分にとっては、何か新しいこととか色々「思いつく」というのは稀なこと、貴重な瞬間なのだ。

だから、忘れないうちにメモをしたい。

というか、今のテクノロジーってすごいよね。
スマホの音声認識の正確さ。怖いくらい。何が言いたいか。
風呂から上がったらスマホのGoogle keepを起動して、ぶつぶつ話しかけて音声入力でどんどん入力をしていく。時々変なおもしろ変換をしてしまうが、これはこれで新しいアイデアのワンポイントになったりする。

iPhoneでもAndroidでも試してみたが、iPhoneのSiriの方が変換効率は高いようだ。「、」読点「。」句点や「改行」も認識する辺り、Androidよりも進んでいて、こちらを使うことのほうが多い。Google keepは持っている全てのデバイスで同期されているので、どこからでもアクセス・参照、修正・利用ができる。

こうやって「思いつき」や、「やっておこう」はどんどんデジタルデバイスに溜め込まれていく。その中から「手で書いたほうが、アイデアとして練りやすい」「ネタ帳として残しておきたい」ものが、紙の『手帳』に入っていく。去年までは「ほぼ日手帳」だったアレだ。

ほぼ日手帳のカバーだけ使って、中身は文庫本サイズのミドリ手帳を入れたオリジナルなもの。これを今年は使っている。

人によっては
「忘れるような思いつきは、「その程度」のもの。とっとと忘れて次のアイデアを生み出せ」みたいな事を言う。

違うの。
ある程度の年齢になると、蓄積された年輪のような記憶、思い出、印象その他、身につけてきたスキルとかで容量いっぱい近くになって、こぼれ落ちる確率が高くなる。
だから外部ストレージに可能な限り保存しておいて、後で見返したときにいる要らないを判断すればいい。

メモは大事だよ。せっかくの「思いつき」は大事だ。それがいつどこで誰かのため、自分のための何かに爆誕するかもしれない。

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