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Appleが『Snow Blind』の実写化へ:主演はジェイク・ギレンホール、監督はグスタフ・モーラー

昨年配信へと乗り出したApple Studiosが、6社による競争を勝ち抜いて、『Snow Blind』の実写化権を獲得しました。

『Snow Blind』はOllie Masters (『The Kitchen』)とTyler Jenkinsによるスリラーのグラフィックノベルで、BOOM!から出版されています。

『ナイトクローラー』等で知られるジェイク・ギレンホールが主演、デンマークの映画『The Guilty』を手がけたスウェーデン出身のグスタフ・モーラーが監督にアタッチされています。今作は彼にとって英語での初監督作品になるようです。

ギレンホールは自らの製作会社Nine StoriesのパートナーRiva Markerと共にプロデューサーをつとめ、脚本は現在Patrick Nessが執筆中とのこと。ちなみにこのPatrick Nessは現在、 ワーナーにてLuca Guadagnino先生の監督による『蝿の王』の再映画化の脚本も手がけています。

ところで、このコロナ禍での作品の売り込みの方法が話題になっています。通常はプロデューサーが脚本家と一緒にスタジオなどに売り込みに回ったりしますが、ロサンゼルスでも現在コロナウィルスが猛威をふるっているため、今回買い手側はジェイク・ギレンホールと監督による作品の紹介+脚本家からのピッチの映像へのリンクを受け取ったそう。興味を持った会社はその後Zoomでフォローアップのミーティングを持ったと報じられています。作品のトーンをうまく伝えたことで、多くのスタジオから興味を引き出すことに成功したようです。(「ピッチ」というのは、特にハリウッドではプロデューサーや監督が、作品にお金を出してもらうために、プレゼンして売り込むことを指しています)

先月6月8日には本作の実写化権の記事が出ていましたので、そこからちょうど一ヶ月で買い手が決まったことになります。

この映画はいつ頃観られるのでしょうか。楽しみです。

ちなみにジェイク・グレンホールの名前について、日本ではギレンホールと呼ばれていますが、アメリカではジレンホールと発音されていますので、アメリカ人と彼について話すときはお気をつけください。

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