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22.部員とどう関わっている?

まだまだ続く試行錯誤。現在はどうなっているのか?

やる気がない?

色々な部員がいます。やる気がない部員もいます。やる気がない?本当に?やる気がなかったら、部活なんてやっていない。こちらの目にはやる気がないように映ったとしても、本人にしてみればやる気があるはず。大切なのは本人の思いではないか。いつからかそう思うようになりました。

望むものは?

みんな何かの目的を持って部活に励んでいる。それぞれの所属目的を達成してほしい。それは理想的な願いです。私が関わる頻度では、全員の思いを聴取して、個々人に合った道を提示することは難しい。そのため、部員たちは少なくとも、「野球がうまくなりたい」と思っていると信じて接するようにしています。野球をうまくするために私ができることを何でもやります。もう少し広く捉えると、成長の場としての部活動を表現しようと思っています。

期待はしない?

期待するときの主語は私。部員たちは各々のペースで成長していきます。私が期待するとき、そこには私の思い描く成長のペースが存在してしまいます。そこにズレが生じた場合、部員たちへの不足感が生まれてしまう可能性がある。それが嫌なの期待はしません。口では部員たちに「期待しているぞ」ということはありますが、それは部員たちの自己受容を高めたいからです。

部員と私の関係は?

ともに学び、ともに成長する仲間です。私は部員たちがうまくなるための情報を磨いています。情報量を比べれば、部員よりも私の方が多いです。だから伝えます。部員たちは、毎日体を動かして、必死に練習をしています。それは彼ら自身がうまくなるためです。彼らが私の情報を解釈して取り組むことは、私にとって大きな学びになります。うまくなったときはもちろん、どのように解釈したかの言葉を聞くことも勉強になります。部員たちの行動や上達や言葉を受けて、私の学びは深まるのです。

まとめ

部員は毎日のように練習しています。その練習量に負けないくらい、私は勉強しなければなりません。ともに学ぶことを目指す以上、お互いが高め合える関係でいないといけません。

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