見出し画像

48.部員との距離感をつくるには?

数多くのチームの関わらせていただいています。年数、頻度など、各チームにおいて、いろいろな要因から選手との距離感が構築されます。

最初から近い?

もちろんそんなことはありません。学校の外から現れた人間が、突然関わり始めるのですから、部員たちに警戒心があるのは不思議ではありません。だからこそ、まずは近づこうと努力をします。

どうやって?

最初に伝えるのは、私がなぜここに立っているのかについて。関係性の強化とは、相手に影響を与えるために大事だと言われる要素。私に何ができるのか、それが部員たちとどのように関係するのか、そういったことを伝えます。さらには、指導者として部員に何を求めるのかも伝えます。

最初に近づくキッカケは?

私の手応えとしては2つあります。1つはテンション、もう1つは体の動きです。体の動きというのはエクササイズのデモンストレーションです。デモンストレーションを見せると、選手たちが驚き食いついてくれます。まぁ、そうなるものを、最初のとっかかり見せているだけなのですが。

テンションって?

デモンストレーションを見せた上で、選手たちにもやらせてみせます。いきなりできるものではないので、選手を励ましながら巡回します。その時に良いものに対して「いいね」と声をかけたり、ちょっとできかけたときに「それそれ」などと伝達します。もともと声がでかいので、そうした声かけのときにエネルギー感が伝わるようです。それに巻き込まれる選手が現れてきます。

まとめ

そうやって距離が詰まっていくのですが、あるチームの指導の中で違和感を覚えました。次回はそれについて書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?