■ 第十章 : 北海道の考察

【はじめに】

今のところ、私は北海道にこそ秘密が隠されていると思っている。と言うか、ほぼ確信している。

あるはずだ...絶対に。

だが、私の勉強不足もあり、なかなか「これ」と言った決め手が見つからない。

ここに導かれるまでの「決め手」は本当に多くあった...と思う。だが、ここで具体的に何をすれば良いのか。どこに注目すれば良いのか。そこがまだよく分からないのだ。

最近はずっと、北海道のマップを見ていた。Googleマップで調べると、もちろん色々出てくる。

ただ、神社にしろ観光名所にしろ、こんな所でブラッシュアップされる様な場所に真理は無いと思う。

当然、それを逆手に取る。有名な場所がフェイクなら、マイナーで誰も気に留めない場所に注目するべきだ。

そうしていくと、ある程度の目星は付いてくる。

夏の時期には実際に足を運んでみようと思うのだが、何せ北海道である。広い...。

こうして見ると、マジでシャレにならん。無闇矢鱈に動き回っている様では、いくら時間があっても足りない。しかも私の場合は車の免許が無いので、やるとしたら恐らく自転車だ。こりゃ冗談抜きで命懸け、だな...。

せめて、「ここ！」というある程度の確信が欲しい。

もし「そこ」が分かったところで、私は「そこ」でどうすれば良いのだろうか...。

単なるパワースポットというわけでもあるまい。

...それも含めて、考察を進めて行かなければ。

※【１】で早速、考察の訂正が入ります。その代わり、新説もお届けします。訂正+新説と言う事で、どうかご勘弁を。「第六章 : クシ」をご覧になった方は、特にお目を通しておいて下さい。