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タイでのエピソード・その69

その68の続き—

色々なコンテンツで私が言ってる事の一つだが、タイの修行僧の瞑想方法に面白いものがある。

それは、「毎日少しずつ、人生の時間を遡る」…というものだ。

ほとんどの修行僧が出来ずにリタイアするものでもあるらしい。記憶が残っている部分だけで良いので、掬い取っていく。

そして焦らず、横着せず、数年かけて一日ずつ遡っていくと生まれる時…つまり、母親の胎内にまで辿り着く。

そして…そこからは概ね、二つに分かれる。

悟りを開く者、そして頭がおかしくなってしまう者だ。

この話が正直、どこまで本当のものなのかは分からない。私が実際にタイの僧侶にインタビューしたものでもない。当時の友人から聞いた話だ。タイ人の民度からすると、尾鰭を付けて話している可能性は十分にある。

だが、もしこれが本当に、本当に出来るのであれば…確かに真理へと到達する大きな一歩になると思う。

この世は時の流れを含め、逆転している。この考えは、わたしの研究結果と共通しているからね。

これさえ出来れば、原初の自分を知る事が出来る。それすなわち、この世の原初を知る事が出来るのと同義だ。

うーん…タイ仏教、思ったよりもやりよる…と思うでしょう?

でもね…やっぱり現実としてはそうでもない(笑)。

屋台で一緒にS氏とビールを飲んだ際、色々と教えてもらった。彼もまた、元・タイの仏教徒である。

タイの仏教には「タンブン(ทำบุญ)」という文化がある。「徳を積む」という意味だ。お坊さんに対する「托鉢(食べ物などを提供する行為)」もこれに当たる。

敬虔な市民たちは、定期的にお坊さんにタンブンをする。

この様に、海外の人なんかは特に「経験したい、文化に触れたい」って事で参加することも多いだろう。

私?私は一度も参加しなかった。

なぜって?それはね…場合によっちゃS氏の様な「なまぐさ坊主」のエサになるだけだからさ(笑)。

実際、S氏みたいに、日本人なのにタイ仏教に修行僧として足を踏み入れる人はそれなりにいる。

一身上の都合で帰れない人、興味本位などなど…理由は人それぞれだが、最低でも私はそれで悟りを開いた日本人を見た事が無い。 

いや…遠慮なく言おうか?どーしょもない日本人しかおらん(笑)。何しに仏門に入った?とツッコミたくなるくらいだ。修行僧らしからぬ、だらしない体。どいつもこいつも、ブクブク太りよって…。タイの僧侶の「肥満問題」は深刻化している。托鉢で肥やしを得てるのだ。

S氏からも、色々とタイ仏教の「闇」を聞かされた。あらあら…ここはどの国も一緒かね。まぁ、中にはまともな人もいるのだろう。

現世においていかに「タンブン」したかによって、死後の行き先が決まる。これは、割と若い女の子とかでも信じている。

それが、面白いくらいに項目が細分化されている。例えば、「ポルノ動画を見たらマイナス〇〇ポイント」とか、「ゲームの違法ダウンロードや海賊版を作ったらマイナス〇〇ポイント」とかね。全てが「タイ・クオリティ」だ。

私はこの風潮がアホらしく、基本的にタイ仏教を肯定しない。

ただ…先述した様に、中には「悟りを開く」者もいるようなのだ。ここが、とても面白いところ。

だから、真理探求においてもタイ仏教は全て捨て置くのではなく、定期的にチェックしている。

どこの国の宗教もそうだが…結局は自分次第、って事なんだろうなぁ。

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