錯覚

少し前、ちょっとしたツイートをした。

これは私が考察したものではない。とあるYouTubeチャンネルの動画を抜粋させてもらった。

これだ。ランダムウォーク…に見える素数ウォークってやつだね。

数字は真理を示す重要な手がかりの一つだ。例えば、期待値。

以前から言っている事だが、私はパチプロをしていた（主にスロット）。もう二度とやりたくないと思っているが、あの経験は無駄では無かった。

パチプロになりたい？いや…やめた方が良い。色んな意味で。その辺のサラリーマンよりは稼げる…という「だけ」だ。

ただし、稼げる。本当に。「ギャンブルだし」と思っている人は、何も分かっちゃいない。知識があれば、ただのギャンブルを「期待値を拾う作業」へと昇華出来るのだ。それが、全体の0.1%程しかいないであろう、「勝ち組」のやっていること。無条件で「パチプロはクズだ。パチンカスだ」と蹴っ飛ばすだけの人は、ただの世間知らずかもしれない。

それに…そのままだと、一つの重要な事実を見逃す事になる。

期待値は収束する。無限に、そして（一見すると）ランダムに続く円周率の小数点以下すら、何億桁、何兆桁と出しても結局0〜9までの数字がほぼ同じ回数出現するのだ。私はアホなので、こんな初歩的な事実にも、パチプロのノウハウを学ばなければ気付けなかった。

数字は嘘をつかない。数字は裏切らない。この知識（事実）は、ビジネスでも確実に役立つだろう。

数字もある種の「文字」であり、「言語」である。つまり、この世の真理は文字言語だ。我々は文字から成る。

この考え方も、私の考察を支える重要なベースの一つ。

素数は一見すると、ランダムだ。未だに法則性を掴めない。

素数と言う数字そのものを定義出来ても、その「出現頻度」に関する法則性を見抜き、公式に出来た学者はいないのでは。故に、未だに未知数の数字と言える。

だが、我々にとって「ランダム」に見える様なこの素数も…

「木を見るより森」と言った感じでこの様に引いて見れば、何かと法則性を持つ事が分かる（ウラムの螺旋）。

これなんかも、すごい。

…まるで指紋の様だ。さしずめ、「神の指紋」とでも言うべきか。

これは、「我々にとってはランダムと感じるものも、神の目からすれば法則性を持つ」と言う事実の一端を示す。

すなわち、我々は「自由意志がある」と錯覚している。神はその「自由の錯覚」を我々に提供しているに過ぎない。そう、パチスロメーカーがギャンブラーに「ギャンブル」を錯覚させているのと同じ様に…。

あそこはまさに、この世の縮図だ。何も知らない年寄り、そして無知のギャンブラー…つまり「自由を謳う者たち」は食われる。一方で、法則を理解し、うまく利用出来る「詐欺師」達は生き残る。だがそれは、ほんの僅かに過ぎない。

…ね？今のこの世の通り、でしょう。あそこは、「この世」なんだよ。

一定のベクトルのみを決め、素数を歩かせる。すると、見えてくる物がある。

ならそれは…もうその時点でランダムでは無い。ランダムだが…ランダムでは無いのだ。

ランダムでは無い……決して。

素数は1とその数字でしか割れない。

つまり素数とは、「孤」であり、「独」である。

全てが、私の研究結果へと繋がる。全て。

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