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■ 第二十一章 : ○△□

【はじめに】

前回の章で着陸した考察結果を見ると、「今までの私の考察は何だったんだ...」とも思えてくる。

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確かに、それらの「設定」はこの世に存在していた。しかし、それも「大いなる意思」の一端に過ぎなかったと言うこと。

だが...

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この世は素粒子から成る。そして、その素粒子にも多くの種類があり、それぞれが、この世を物理的に形成する為の「パズルのピース」としての役割を果たしている。

...なら、ひとまずこの世は物理的に「ある形」を成しているはずだ。たとえそれが、「設定上」の形だったとしても。

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——平面、かつ球体である——

今回は一度出したその結論に再び立ち返り、改めて不明点に立ち向かう。

2021年7月3日に打ち上げられた、「ねじのロケット」。

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あの中継映像には、個人的に釈然としない所が見受けられた。そこを検証しつつ、考察を進めて行きたい。

「平面、かつ球体」という形に落ち着き、さらに「全ては設定」という結論を出してしまった今、そこを掘り下げるのは無意味の様に思えるかもしれないが....まだまだ解明していない現象が数多くあるのも事実だ。

全ての考察は最後には繋がる。今までがそうであった様に...

少なくとも、私はそう信じている。

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