■ 第四十一章 : 沈みゆく世界
【はじめに】
この世には「天を目指す」描写が溢れている。
地面にあるのは地獄。天にこそ、神が座す天国がある。
その「一般常識」が、私の考察を加速させた。
そして今、新たな理論に触れ、さらに新しい見解に辿り着こうとしている。
いや...一周回って、戻って来ているのかもしれない。
私は進んでいるのか。
もしくは、その場に戻って来ているのか。
最近、それが分からなくなる。
そうさせているのは、もちろんイリュージョニストたちのイリュージョンだ。
彼らの武器はイルミネーション。
そして...イラストレーション。
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