嫌なヤツ

私は基本、自分がやっている事を「真理探究」と紹介する。

人生＝哲学と受け止める人は多い。たとえ金持ちじゃなくても、だ。

ただ、哲学と言う言い方がイヤなので、私はあえて「真理探究」と呼んでいる。

「哲学」と言うとホラ...何と言うか、「結論が出ないムダなもの」といったイメージがあるでしょう。

...それとは、あまり一緒にして欲しくない。「真理探究」とあえて分けるなら、そう言う事になるのかもしれない。

私の知人の牧場経営者も、陰謀論ばかり追いかけて、肝心なところにフォーカス出来ていない。そもそも、「この世になぜ陰謀に誘導する意思が存在するのか」にも着目出来ていないし、本人も誘導されている事に気付かない。

つまり彼は、哲学はしているが、真理探究はしていない。

以前述べたが、私が指摘しようとすると、何故か顔を真っ赤にして感情を露わにする。サルかよ。こう言う人、ほんと多いね。

他の知人も、私のnote記事を読んだ結果、「宗教みたいでついていけなかった」と言っていた。

マジか、と思った。そんな事、初めて言われたから...。

思うんだけどさ、こういう人が言う「宗教」の定義って、単なる「偏見に満ちた悪口」でしょう？正直なところ、そんな精神レベルの人間には読んでもらいたくなかった。理解云々、以前の問題じゃないか。こんな事いちいち言いたく無いが、私は無宗派だよ。

私は、ネット以外だとあまり表に出さない。その方が楽なんだ。バカに使うバイタリティーと時間が、勿体無いじゃないか。以前は構っていたが、もう付き合わない事に決めた。

ちなみに、この例に出した二人は、世間一般ではとても「良いヤツ」で通っている。

特に前者の牧場経営者は、Facebookで自分のポジティブな一面ばかりを投稿し、仮面を被りながら生きている。SNSのワナってやつにどハマりしてるのだ。

以前、私が好きな曲を教えたら、さも「自分で発掘しました」的な雰囲気で投稿してたっけ。もう、病気だね。病院行った方が良い、本当に。

私はそんな彼のバックグラウンドを知っているので、見切りを付けるのも早かった。典型的なアリジゴクなのさ。

その程度の人間が、真実追い求めるもクソも無いもんだ。

最近、思うんだよ。「他人に噂される時、『あいつは良いヤツだよ』って言われる様な人間になっちゃダメだ」ってね。極論過ぎるかもしれんけど。

だって、世の中の99%が「良いヤツ」じゃないか。「仲間作り」に必死なだけで、よく観察するとするとみーんな反面教師なんだもの。

超ウケる。

「木を隠すなら森」ならぬ、「木で隠れるなら森」だね。

以前の私は、世間から「良いヤツ」で通ってる人に嫌われると、とても悲しかった。そして、嫌われない様に一生懸命、努力をしていた。自己嫌悪感でいっぱいになっていたのだ。

でも、今はまっっっっったく無いね。クソ喰らえ。人が変わったかのよう。あぁ、楽過ぎる。

タイにいる時も、最初は在タイ日本人なんかとつるんでたが、あまりのアホっぷりについて行けず、自然と一人で過ごす様になった。

それからバンコクでの生活がメチャクチャ充実し始めた。たまーに人肌恋しい時もあったけど、「虚しさ」を感じた事なんて一瞬も無かった。

「良いヤツ」に埋もれる＝個性を殺す事だ。そもそも、何を基準に「良いヤツ」なのだ。私から言わせれば、今日例に挙げた様な「良いヤツら」は、ハッキリ言って悪魔そのものだよ。

世間に前ならえ出来る人間が良いヤツなら、私は「嫌なヤツ」で良い。

尤も、普通に社会の波に乗ってしまったら、急に軌道を変えるのは難しいよね。

家族やローンも守らにゃいかん。どんなに自分にウソをつこうとも、社会的立場上、「良いヤツ」を貫く必要がある。

まぁ、私は家庭を持った事無いし、社会人としての経験もゼロに等しいので、そこは分かってあげられないんだけどさ。

私が今いる場所に到達出来たのも、自分から出来るだけ社会性を排除したからだ。普通に働きながらじゃ不可能。

何と言うか...多分、出来ない様になってる。それだと、ある種の「ロック」が外れない。「出来る」と思ってる人は、先述した私の知人の様に、出来ると思い込んでいる。

私は別に、自分を孤独に強い人間だと強烈に感じた事は無いんだよ。「強くなったなぁ」と客観的に思う事は、あるけどね。ただ、それこそが至高であり究極だと心から理解しているだけだ。

知識ってのは、己を助ける。いや、本当の意味で己を救ってくれるのは、知識のみ。これは断言して良い。知恵無くして救い無し。

だから、先述した様な「構ってちゃん軍団」の事を、私は「バカ」と表現するのさ。だって、単純に勉強不足なんだもん。

うーん、嫌なヤツだよねぇ（笑）。まぁ、独り言って事で...。最近、特に書く事も無かったので、バーッと思った事を書き綴ってみました。

私は、これからもこのパーソナリティーを貫く。

私が到達したい場所へは、「こっち側」じゃないと絶対に到達出来ないだろう。大したカネにもならんし、そらー命懸けですわ。でも自分で決めたんだからしゃーない。

「他人と違う生き方をする」とは、得てしてそう言う事なんだろうさ。