偏りたくないのに

何かの分野で抜きん出ようとすると、どうしても孤独になる。

まぁ、当たり前なんですよ。「森の中の木」になってしまうと、その時点で「負け」確定みたいなもの。

尤も、何を以て「勝ち負け」とするのかだが…こと「カネ稼ぎ」に焦点を絞って考えるならそれこそ、孤独になる必要があると思う。

何も「自分から捻くれて、あまのじゃくになって周りを突き放せ！」って言ってるわけではない。一つの道を極めていくと、自動的にそうなるんだよ。

だから、孤独になってしまった自分に「社会不適合者」なんて造語のレッテルを貼るヒマがあったら、もっととことん孤独になって極めた方が有意義だ。

「森の中の木」から、周りを差し置いて自分だけグングン伸び、大木になりゃいい。デカくなるだけデカくなったら、周りのちっぽけな「罵り」なんか、耳にすら入らなくなる。

まだ小さいうちは、周りの「ネガティヴなささやき」が気になるかもしれない。でもそれも、その分野である程度大きくなるまでの辛抱なのだ。

それと、「孤独と普通の幸せ、どっちを取るべきか」なーんて負け惜しみもあるけど、それも考えなくて良いと思うな。

だって、孤高の人にはそれ相応の出会いもあるんだよ。

類は友を呼ぶ。低レベルの奴らには低レベルの奴が群がる。

逆に、「天上人」と呼ばれる様な人間には、それにふさわしいレベルの人間が集まるってもんだ。

なら、どっちを目指すのが良いのかは、明白でしょう？

でもね…そう考えると結局、この世は「競争」という事になってしまうんだよなぁ。

私もこの分野において、ある程度はカネを稼がないといけない。

故に、「中庸」の重要性を説きながらも、YouTubeやnote、その他のSNSで一定以上は抜きん出る事を考える必要が出てきた。

もちろん、フォロワーが増えたら嬉しい。有料note記事やREQUを買ってくれる人がいればその都度、喜んでいるのだ。

でも…これがある一定以上になって、いわゆる影響力を持つ人間になった時…私はどんな精神状態になるのだろうか。

要は私自身が、ある種「偏った人間」という事になってしまわないだろうか…？

そんな事言ってたら、私は一生、大きなカネを掴めない。

分かっている。それはナンセンスだ。でも…そのジレンマは常に抱えている。なので、皆から金銭を受け取る事に対し、未だに罪悪感が抜けない。

何というか…矛盾してる気がして、ね。

…て、そんなこと考えるのは、実際に大きな影響力を持つ人間になってからでも遅くないか（笑）。

まだそんな悩みを持つには…早すぎるよなぁ。

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