マサヤン=ケンヂ、ギターを買う
いやぁ、ついに買ってしまったよ。
最近、近くの楽器店に行ってみたのだが、あまりの弾けなさに愕然とした。
やはり暫く弾いていないと、どうしても劣ってしまうのだなぁ。
…とはいえ、まだまだ指板上で動こうとしている指を見ると、完全に貯金を失ったわけではないみたいだ。
左手の指先もぷにゅぷにゅで、数分弾くと痛くてしゃーない。右手も壊れかけたロボットの様に言う事をきかない。こりゃあ早急に運動神経を繋ぐ必要がありそうだ。
このギターはモーリスのSE-103という製品で、どちらかと言えばフィンガーピッキング用に開発されたもの。
価格帯はおよそ22万円前後といったところだが、運良くネット上で15万円で購入できた。近くの楽器店では22万円と言われていたので、非常にラッキーだった。
店員さんにこの事を伝えると、「15万円は本当にあり得ない価格ですよ!」とのこと。
このタイミングでこれだからなぁ…。何と言うか、出来すぎてる気もするよ。
見た目もオシャレだが、価格に恥じぬ素晴らしい音がする。弾き心地も抜群で、いわゆる「鳴り」も素晴らしい。
特に右手の動きが話にならないほど衰えていたが、元々しっかりとプレイ出来ていなかったのかもしれない。長年弾かなかったからか、余計な癖が取れている感じがした。
純粋にフィンガーピッキングは難しい。その辺の「結構上手い」と言われている人たちも、基礎をすっ飛ばしてるせいか、実はそこまで上手ではなかったりする。
本当にきっちり練習して来た人の指ピッキングは、音がキッチリと立っているので、聴くと「ドキッ!」とする。その辺の人の指弾きの音とはまるで違うのだ。フラットピックで弾く時とあまり変わらないくらい、音にボリュームと輪郭がある。
私はまだまだそこまでには至らないが、思いのほか練習が楽しい。まるで初心者の頃に戻った様なこの状況が、割と楽しかったり、嬉しかったりするのだ。
「またあの道のりを味わうことが出来るぞ!」…と感じているのかもしれない。面白いゲームも最初からやるととても面白い。
映画もそうだ。ジブリ映画を何度も最初から見てしまうのと一緒で…しかも今回の場合は本当に「記憶を消し去って最初から」楽しめてしまうわけだからね。
ともかく、こんな絶妙なタイミングでこんなに良いギターが超特価で見つかるとは。「弾け」と言われている様な気もした。
今、世界は折り返し地点にいる。
という事はもちろん、私もそこにいるわけだ。
寿命が半分まで来たのか。
もしくは1/3なのか…それは分からない。
でも私の人生の展開を観察する限り、この世の様々な事象は、形を変えて繰り返されようとしている。
ここで注意しなければいけないのは、「形を変えて」という部分だ。決して、今までのコピー&ペーストではない。
確かに、「歴史は繰り返す」という言葉もある。
きっとそれも半分正解で、半分は間違っているはず。
…マサヤン=ケンヂのギター2周目は、果たしてどんな展開を迎えるのか。
ぶっちゃけ私自身が一番、楽しみである(笑)
もし私の研究に興味を持って頂けたなら、是非ともサポートをして頂けると嬉しいです。サポート分は当然、全て研究費用に回させて頂きます。必ず真理へと辿り着いて見せますので、どうか何卒、宜しくお願い致します。