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● 第十五章 : 神

【あらすじ】

前回でイエス・キリストの定義がある程度完了した。

まだ仮説の段階ではあるものの、あの様に考えるととてもしっくりくるし、事実を隠蔽する上では最高のやり方とも捉えられる。狡猾としか言いようが無い。

では、その「イエス」を生み出した「神」とは?

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一般的には「ヤハウェ」、そして「エロヒム」などと称されているが、実際に彼の者の正式な名を言える人はいない。

みんな、名前も知らない、良くわからない存在を「神」などと称して崇めているのだ。

私から言わせれば、父の名前も言えないのにクリスチャンを名乗るなど、ちゃんちゃらおかしい。この世は本当にクレイジーだ。せめて名前を理解してから、信者と名乗ってもらいたいもの。

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彼らは一体、何を崇拝しているのだ。

100%とは断言出来ないが、少なくともヤハウェでもエロヒムでもない。

そして、私なりの見解がある。

今回は、それを述べていこうと思う。

【1】ではまず、前回触れる事ができなかった「イクトゥス」に関しての考察を展開する。【2】は、【1】での解釈から見えてくるこの世のメカニズム、そして【3】でずばり、私なりに辿り着いた神の名前を述べる。

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