見出し画像

いつでも、どうぞ

実はここ最近、風邪でダウンしていた。

季節の変わり目だし、別に珍しいことでも何でもないのだが、私がここまで体調を崩すのは本当に珍しい。

熱は…計っていないが、ピークで39度前後あたりまで上がったんじゃないかな?

私にとって、ここ数年間は無かった事である。

今思えば色々な要因が重なっていた。エアコンの温度調整をミスって寝たこともあった。

私が都会で風邪をひく理由は、ほぼ100%これである。バンコクでもそう。北海道の田舎出身である私は、基本的にエアコンに対する免疫が無い。

また、ジムで汗をかいたまま着替えずに筋トレをしたり、クーラーの効いた部屋でバイクトレーニングに参加したのも原因と思われる。

トドメとして、すでに頭が痛く、寒気がしたのにも関わらず、私は普通に友人と飲んだ(笑)。

私はアホなもんだから、家の中で着替える際、少し頭痛と寒気がしたにも関わらず、風邪を疑わなかった。

そしてそのまま友人と昼の3時から夜中の0時まで飲んだ。終始頭が痛かったが、「肩こりかな?」と思って気にしていなかった。

次の日…飲む量をセーブしたので二日酔いこそしなかったものの、私の体はあらゆる症状に襲われた。

びっくりするほどの高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、だるさ…そして鼻、のどの痛みである。

そこでよーーーーーーーやく、私は「ありゃー、風邪かよ」と思った。

つまり私は、そこまでいかないと自分の風邪に気付けないのだ。バカ!(笑)

今、その日から4日目が経過している。こうしてタイピングが出来るくらいにはなった。

というか、初日から暇すぎて熱出しながらゲームやってたくらいだから、まぁ大したものではない。

私は健康ゆえ、季節の変わり目に他の人よりも先駆けて風邪をひく。体のスイッチを入れ替えるのだろうな。

…にしても、まさかここまで重たい症状になるとは。北海道にいた頃では考えられない事だった。

ひき始めに気付けず、友人と夜まで飲み歩いたのが明らかに悪い。

だが、やはりこんなにキツい症状になったのは本当に久しぶりである。下手すると10年以上も無かったんじゃないかな?

ただ、大阪の風邪がしつこい事だけは覚えている。エアコン風邪は本当にしつこいね…ここに、北海道の風邪の質との明確な違いがある。

まぁ自分から都会に住むと決めた以上、文句も言うまい。

食欲の無い中で、栄養満点のプロテイン・ドリンクをがぶ飲みした。おかげで風邪薬を飲まなかったにも関わらず、かなり楽に過ごせたように思う。

それに今回の件は、私的に無駄なことでは無かった。

風邪をひいても、精神的に落ちない自分に気付いたのである。

命、金、期待、執着、恐怖…そういったものに縛られていると、体を壊せばそりゃあ不安になるだろう。以前までの私は、風邪をひくたびに大きくメンタルを落とし、ナイーブになっていた。

でも今回の風邪を通し、私がいかにこの世に失望しているのかを再認識し、それと同時に、いつ死んでも良いと心から思っている事も実感出来た。

私の周りでも、似た様な事を言う人間は多い。

だが同じセリフを「いざ」という時に言えるかどうか。

…ほとんどの人間は、口だけのハッタリ。

大体は「命が惜しい」と思うに違いない。尤も…それは生物として正しいのかもしれないがね。

熱がなかなか引かない中、私は色々な事を考えた。

「このまま、このアホみたいな世の中からオサラバ出来ないものだろうか…?」

私はニヤリとし、「どうぞ、どうぞ…」などと妄想した。

そういった事ばかり考えているうち、いつしか生への不安と死への恐怖は和らいでいった。

…たまには風邪も、拗らせてみるもんである。

YouTube【真理探求チャンネル】も宜しくお願い致します。

● 奴隷支配からの脱出法→https://note.com/masayan_kenji/n/n81a68a0ba12a

● stand.fm【真理探求ラジオ】も聴いてね!📻

もし私の研究に興味を持って頂けたなら、是非ともサポートをして頂けると嬉しいです。サポート分は当然、全て研究費用に回させて頂きます。必ず真理へと辿り着いて見せますので、どうか何卒、宜しくお願い致します。