■ 第十三章 : 多重意識
【はじめに】
この世には数多の遺跡がある。神秘的で、謎めいていて...私はこれらが大好きだ。気が付けば一日中調べている...なんてことも。
「それら」が何だったのか、未だによく分かっていない。「説」だけなら腐るほどあるが、どれも憶測の域を出ない。
中には、海底に沈んでいるものもある。
沖縄の有名な海底遺跡。海に沈む...?冷静に考えてそんな事、有り得るのか...?
これらを見ていくうち、私は「そもそも、これら全て、この世のものでは無いのでは?」という、ブっ飛んだ仮説を立てた。
恐らく、普通に笑われて終わるだろう。「いや、この世にあるんだからこの世のものじゃんw」と。確かに、その通りだ。
だが少なくとも、「それらが設定上の建造物である」事を否定する材料はどこにも無い。
ゲームでも、色々な建造物が出てくる。でも、容量の関係上、全ての建物に入れるわけでは無い。
現代オープンワールドゲームの金字塔、グランドセフトオート5。広大なマップが用意されているが、主要な建物以外は入ることができず、ほとんどの家や店は、表面のみをポリゴンのテクスチャーで描いたハリボテだ。
他のゲームでも似た様なことが言える。ストーリーを成立させる為、「あの遺跡には〜という歴史があるのです」と言う「設定」だけ用意されている。
たとえその建造物に入れたとしても、その「設定」を用意したのは、その世界の創造主とも言える「開発者」だ。でも別に、その歴史が実際にあったわけでは無いでしょう?その世界の設定として用意された話、と言うだけ。台本にそう、書いてあるだけだ。
これと似た様な事が、この世でも起きているのではないか?ということ。
根拠?無いね。あえて言うなら、それをハッキリと否定出来る材料が無いから、かな。尤も、私の主観による意見に過ぎないのだが。
この世のものは全て、ウソとホントで出来ている。観察すればするほど、ヒトもモノも歴史も、その他の事象全てがそうだ。
すなわち、「AかつB」。
ならば...この世の「歴史」もAかつBが成立する視点で、観察する必要がある。
全否定もしない。ある意味では、その歴史は存在していた。しかし、やはり存在していない。
...その理屈が成立するケースとは?
この世には色々な都市伝説がある。例えば「アヌンナキ」。「彼らがこの世に文明を持ち込んだ宇宙人だ」、と主張する人もいる。聞いた事ある人も多いでしょう。
宇宙人、か...。前回の記事といい、最近は何となく、この分野が気になってしまう。
というか、この分野の「AかつB」を考えた事が無かったのだ。「どうせ全部ウソだ」と思っていたからね。
ただ...考え方によっては、成立するかもしれない。
そして、もしその理論が正しければ、この世に存在する意味不明な遺跡群の正体も、何となく掴めてくる。
いや、遺跡群だけじゃない。
「この世」に存在する、「私以外」のヒトの正体も...。
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