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代償

地元の知り合いと話しているうちに、私の研究の話になった。

少し興味を持った様なので、その場でスマホを使い、資料画像を見せつつちょっとだけ話をしてみた。

有料記事に書いてあるような、なかなかストライクな内容を少し教えたところ、「まさやんさんの話は面白いです!」と言われた。

彼は何の悪気も無いだろうし、むしろ心から私を褒め称えてくれたのだと思う。だが「面白い」と言われると、ハッキリ言ってかなり不本意だ。

面白い...違和感しかないよ。私の情報はエンターテイメントではない。

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陰謀や都市伝説の類と勘違いしている証拠だ。つまり、真面目に聞いていない。ジムのインストラクターなのだが、それ以降、彼にはその話をしない様にしている。

案の定、彼の様子は次の日以降も何も変わらない。コロナウイルスに対しての考え方も全く変わってないし、世の中の事に特に疑問を持っていない。

彼だけではなく、他の人もそう。真面目に聞いてるのかなーと思いきや、二回目以降私に会って話をする時に、特に質問もしてこない。そして、相変わらずの思考でコピー&ペーストの毎日を生きる。

「世の中結局カネ」と思っているから、こういう事に興味を持てないのさ。本人たちは否定するだろうけど...でも結局、そう言う事でしょう。尤も、その考えは正しいんだよ。「この世」は確かにカネが全てだからね。

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私がフラットアース理論に出会った時の衝撃は言葉に出来ない。だからこそ、他の人たちのその反応の薄さが、まるで信じられないのだ。

「あの」フラットアース理論ですら、そうなった。ていうか、普段から真面目に人生を哲学していれば、自然とハートに刺さる筈なんだが...。

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「他人がロボットに見える」なんてロックンロールな事を言うつもりもないが、まさにそれに近い感覚がある。もはや同じヒトとは思えない。ま、「世の中がそういう設定」である可能性もあるよね。でもそういう考察は今回ナシで。

ともかく、私が研究に支払った代償は計り知れない。時間、労力、ちょっとした名誉、そしてカネ。もはや私はこの世において、楽な老後など望めないだろう。いや、老後なんて来るのかどうか...。

とっくに、後戻り出来ないところまで来てしまった。

私は、どこに向かっているのだろう。

支払った代償に見合うものが、最後には手に入るのだろうか。


もし私の研究に興味を持って頂けたなら、是非ともサポートをして頂けると嬉しいです。サポート分は当然、全て研究費用に回させて頂きます。必ず真理へと辿り着いて見せますので、どうか何卒、宜しくお願い致します。