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世界が私を裏切るとき

私はなぜ、まだ生きているのだろうか。

大体の事は済ませた様に思える。最近は、この世に残る意味もなかなか見出せない。

使命やシナリオなんてものがあるなら、それはもう済んだのでは?

私の考察はもはや、私主観の私本位のものだ。この内容を世に拡散してどうする?それがこの現世において、どの様に作用するというのだ。

尤も…この肉体が存在しているなら、まだストーリーの途中ということ。それだけは間違いない。

正直、もうそろそろ良いかな…って思ってるんだがね…。

そもそも、考察に関する発信の意義・意味とは?

…それももはや見出せずにいる。以前から言っている様に、何をしようがきっとそれは私の「ひとりごと」なのだから。

それに今の私は、そこまでこの世に対して失望し、無常さを感じる様になってしまった。

昨今の某韓国女性DJのハレンチな事件。寒気がする。

体を触った男性たちは別に健全な証拠だし、何とも思わん。

それより何に寒気がするって、こんなクソ下らないニュースに白熱し、軋轢を生む発信をする人たちの精神に、そして何より「その軋轢が作られたもの」である事にすら気づかず賛否両論コメントを残す人たちに…だ。

さらにそこに「これだから韓国人は…」的な嫌韓の感情むき出しコメントも散見される。

バカたれ…この騒動の本質的側面から見れば、そんなコメントを残すあんたらも同レベルだ。

こんなニュースが10も20も100も200も出てくるたび、この世への興味も失せるというもの。救う価値など、どこにもない。

真理の考察も本来、私さえ理解出来ていればよい。

どうせ誰も理解できまい。

……などと、最近特に考える様になった。

それでも私はいつも通りジムに通い、好きな事をして、たまに記事を書いたり動画を発信したりして過ごしている。

「早く終わらないかな?」…などと思いながら、ね。

それはひょっとすると、この世に対する裏切りと捉えられるのかもしれない。

キリスト教において、最も重たい罪とされる「裏切り」。

イエスを銀貨で売ったイスカリオテのユダは、裏切りの罪によって地獄に堕ちた。

もちろんこの話はフェイクだ。この逆転の世における最大級のヒントでもある。

ユダだけが、イエスと他11人の使徒たちと逆行した。

これは「罪の描写」などではない。ただただ、世界創世の過程において起きた「現実」を比喩的に表現したに過ぎない。

どこかの何かが、「ユダ」だった。

そして…

地獄の最下層「コキュートス」に幽閉されている「サタン」は、そのユダを咥え、かじり続けている。

私のおふくろは、コキュートスだった。そして私はそこから生まれたサタンだ。

だからこそ、逆に考える。

サタンは「裏切り」に罪など与えない。

むしろ…受け入れている。

私が、世界を裏切るのか。

それとも世界が、私を裏切るのか。

いや…どちらも同じ事、か。

いずれにせよ…この世の全ては予め、決まっている。何が起きようが、抗えない。

そして私は、今のこんな下らない世界を、「真面目」に過ごすつもりもない。

この世が裏切る…もとい、「ひっくり返る」日は近い。

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