失望せよ

そのうちYouTubeでも言おうかなと思ってる事なのだが…

私はこの世に失望している。自分の人生においても、だ。

こう言うと大体の人はネガティヴな意見と捉えるだろう。確かに一見すると、その様に見えるかもしれない。

事実として、私は滅多にハイテンションにならない。逆にひどく落ち込む事も無いが、どちらかというとちょいとネガ寄りな感情&意識で日々を過ごしている。

このろくでもない人生の展開、日本や世界の現状、人々の愚かさ…もはやこれらについていけない。

どう思ってもらっても構わないが、それらに「頑張ってついていくのをやめた」。

世間では「諦めるなよ！」とか「自由！愛が全て！」とか…何せ「ポジティヴに生きろ！」と訴えかけてくる。うるせぇよ（笑）

お笑いだのやたらポジばかり歌う音楽だの、アニメだのドラマだの映画だの学校教育だの…全ては洗脳道具でしかない。

そんな生き方をしてみろ…

その後に待ってる谷がとことん深くなって、結果としてジェットコースターみたいな人生になってしまうじゃないか。とんでもないボラティリティが待っているよ。

株やFXもそうだが、この世の森羅万象は須くそうなっているのだよ。海の波を見たってそうでしょう？

大きな波の後は、反動がもの凄いのだ。

だからこそ宝くじの一等を当ててしまった人は、その「突然の膨大なポジティヴ」に耐えられず、大体破産してしまうんだよ。

それらを総合的に見るに、どうやらこの世は若干ネガティヴ程度がちょうどいい。悲観的というか…そこまで落ちない程度の場所あたりが私としてはベストだ。

いつ、死んでもよい。大体の事はやった。喜劇も悲劇も概ね、経験した。もはやこの世に未練など、ない。

故に…「期待しない」。ここが本当に大事なのだ。

ヒトは何をするにしても、期待する生き物である。そしてその結果が期待外れだと、やっぱり谷も深くなってしまう。

だから最初から期待などしない。どっちに転んでも構わない…そう思いつつ、適当にチャレンジもする。

すると、だね…。割と上手くいったりするのだよ。

これは私の持論なのだが…恐らく万物に失望し、期待していないからこそ、同時に「覚悟」も出来ているのだと思う。

結果にそこまで期待しすぎない。ダメならダメで仕方ない。死んだら死んだで別にいい。

それって超ネガティヴだけど…言い換えると「覚悟」でしょう？

そしてこの感情こそ、ポジでもネガでもない。全ての結果を受け入れる体勢…つまりは「中庸」と言えるのではないだろうか。

豊かでウェルネスな人生を送りたいなら、まずはこの世に失望せよ。

恐らくこの考えは、一見矛盾しているようでしていない。

そうなる事で初めて…「理想」が流入し始めるだろう。

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