なぜ、分からないのか
この世は、私が構築しているかもしれない。
つまり、この世の歴史設定も全て含め、丸ごと私が作り出した。
私が死ねばこれらは全て消え去り、また一から再構築...または同じフィールド内で断続的に歴史が再スタートする。
冗談みたいに聞こえるかもしれないが、今現在、有料で発信している私の真理探究記事は、この考えが根底にある(ワンネスでは無い)。
分かり易く言うと...まぁこの世は私の夢の中みたいなもん...と言えば良いのだろうか。だから私の肉体が滅べば、この世も消え去る。
そもそも何を以って「現実」なのだ?何を以って「夢」なのだ?
目標を持つ事を「夢を持つ」とか「夢がある」とか言う。
とても美しい表現として受け止められるし、歌の歌詞なんかにもしょっちゅう出てくるね。
でも、それって普通にミスリードじゃないだろうか。そもそも何故、目標を持つ事を「夢を持つ、夢を見る」などと言うのだ。一般的に「夢」ってのは「虚構」って事になってるんだから、よく考えれば変な喩えでしょう。
「この世を私が作った」と言うと、たった一人のヒトである「私」が生み出したとすれば、流石に突拍子も無く、質量的にも無理があると言われるかもしれない。
でも...以前も話した事だが、実際夢を見ている時は皆、個人の力で世界を構築してそこに存在しているじゃないか。
その世界と「この世」と、どう違うと言うのだ?そう考えると、私がこの世を構築している可能性だってあるはずだ。そして、誰しもがこれを否定する材料を持たない。
...この考え、実は猛烈に批判を受ける事を覚悟していたのだが、思った以上に支持されている(多分)。
勿論、それぞれで受け止め方が違うだろうし、解釈も変わってくるだろう。にしても、とにかくこの話をマジメに聞いてくれる人がとても多い。
ここには感謝もあり、同時に不思議な気持ちもある。その度、半信半疑だったこの考察も徐々に確信へと変わっていった。
だが当然、これはあなたも主張出来ること。
私と全く同じく、「俺がこの世を作っている!」と言えるはずだ。そしてやはり...私にはそれを否定する材料が無い。
そして結局、「じゃあ一体誰がこの世を構築しているんだ?」「誰がこの世の創造主なんだろう?」......と言う疑問が生まれてしまう。主張がぶつかり合えば当然、軋轢が生まれてしまい、「戦い」になるので話にならない。
下手すりゃその考えと興味は、そのまま社会的ヒエラルキーの構図へと繋がり、結局「陰謀論」や「都市伝説」に終始してしまう。
誰がこの世を支配しているのか。そもそも、どの国が支配国なのか。「真の支配者とは?」...皆、そこに夢中だ。好きだねぇ。
まぁ気持ちは分かる。私も散々、調べた。当アカウントの性質上、ここを追いかけないわけにはいかないからね。今後もリスクを回避しつつ、出来るだけ探っていくつもりだ。
でも私が思うに、恐らく真の問題はそこじゃない。それより...
我々は何故、そんな事も分からないのか。その「理解出来ないと言う事実」そのものに疑問を持つべきじゃないのか?
よろしいか。ここは我々のホームだよ。主人公は虫じゃない。犬でも猫でも鳥でもない。ヒトのはずだ。
なのに、ゲームで言う所のこーーーんなマニュアルに書いてそうなレベルの事...「大前提」がなぜいつまで経っても理解出来ないのだ。
「私がこの世を作っている!」
「いや、俺なのだ。」
「いいえ、私よ!」
...そうした考えそのものが、この争いの絶えない、二元の世の根底にあると言えないかね?
ここさえ分かれば崇拝対象も明確になるし、今よりずっと平和になりそうなもんだ。健全なワン・ワールド。実際、「神」ってのが明確にいてそれが常識なら、何も問題無いでしょう?逆らう理由も無い。
だが、答えが見つからないまま各宗教や思想が崇拝対象を作り出し、それによって結局は争いが絶えない世の中が出来てしまった。
あぁ、我々はなんてアホなんだ。なんて要領が悪いんだ。どうして「こう」なんだ。
こんな事も分からない様に、我々の脳(意識)にはある種の「カギ」がかけられている。その問題の方が、「誰がこの世のトップなのか」なんて問題よりも何倍も重要なはずだ。
でも、何故か誰もここに疑問を持たない。て言うか、大体の人は考えた事すら無い。私には、それが不思議で仕方無いのだよ。
誰もがトップにばかり目をやる。
このピラミッド式のヒエラルキーの構図...この世をこれベースにする事こそが、人類支配のノウハウの一つであり、最大級の誤誘導の一つなんじゃないかな。
だから、そこにいくら目を凝らしても、本質は無い。
その事実を理解しつつ、焦点をずらす必要がある。目指すは中庸だ。
「このままだと善悪二元的だ」と思ったなら、そこで一旦深呼吸し、「これをフラットな結論に持ち込むには、どういったパターンがあるだろうか?」と言う考え方へシフトしないといけない。
光と闇の戦い?無い無い。無いよ、そんなの。
ある意味存在するとしても、そんな理屈は正解じゃ無い...と思うね。
もし私の研究に興味を持って頂けたなら、是非ともサポートをして頂けると嬉しいです。サポート分は当然、全て研究費用に回させて頂きます。必ず真理へと辿り着いて見せますので、どうか何卒、宜しくお願い致します。