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タイでのエピソード・その37
—その36の続き—
…私はすっかり、だらけていた。
所持していた仮想通貨の値段も上がりに上がる。金銭的にはかなり余裕が出て来た。
又、ビザに関しても、その頃はまだ何とか規制が緩かったので、観光ビザだけで最低でも一年はいられるだろう。
そう考えると、気持ち的にもかなり落ち着けた。
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帰る所は無い。無いが、新天地はこうして掴む事が出来た。やっていけるはずだ、必ず…。
タイに住む場合、大きな問題となるのは健康管理だ。
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基本的に食べ物も日本人の体質とは合わない。極端に辛く、甘く、しょっぱい。油断してタイ料理や中華系の料理にばかり手を出していると、あっという間に体を壊す。
なので、私は主にコンビニやスーパーで手に入る野菜、そして高タンパク低カロリーなものを選んで食べていた。
そして、補助食品として活用していた私のサプリメントとプロテインも、当然飲み続けた。半年分くらい持って来たが、いずれ無くなってしまうだろう。
だが、幸いにして私が活用している健康食品メーカー「ハーバライフ」は、バンコク内にも存在する。
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アムウェイと同じく、世界中にあるので助かる。ただ、ネット上で注文するのではなく、購入する際には直接オフィスに足を運んで購入する事になる。
ネットや電話で注文も出来るのだろうが、言葉の壁もあるし、直接行ったほうが精神衛生的にも楽なのだ。
場所は既に熟知していた。バンコクのハーバライフオフィスは、プルンチット通りにある。通称、「大使館通り」。
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その名の通り、通りには日本やアメリカなどの各国大使館が立ち並ぶ。
プルンチット駅から直結で、高級デパートの「セントラル・エンバシー」もあり、見どころは割と多い。
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ハーバライフのオフィスが入っているビルは、プルンチット駅から歩いて10分ほど。そこまで遠く無い。
プロテインが無くなりそうだったので、久しぶりに足を運んでみた。
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うーん、変わらない。ふと、昔の思い出が私の中に蘇った。S氏と一緒に来たっけなぁ。
製品の内容は、日本のものと若干異なる。基本的に、日本よりもなぜか3割ほど安い。
ただ、入っている成分が日本のものとは異なる。
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タイには日本ほどうるさい薬事法が無いので、ほとんどの主要成分がプロテインに入っている。オールインワンと言うこと。
日本だと法律上、いくつかのサプリメントに分けなきゃいけないが、タイではプロテインだけ飲めば大丈夫。
…のはずなのだが、正直、私は日本製のものを摂取している方が体調が良い。なんと言うか、全てが一緒ってワケじゃ無いと思う。
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まぁそれでも、タイ料理のみで体調を管理する自信は無いし、贅沢言わずに買い続ける事にした。
製品の種類も、日本より圧倒的に少ない。特に「ナイトワークス」が無いのは痛い(分からない人、ごめんなさい)。
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S氏もタイに来る時は、これをキャリーケースいっぱいになるまで詰め込んで来るらしい。うーん、気持ちは分かる(笑)。
製品を購入する際には、番号札を持って待つ事になる。番号を呼ばれたら、パスポートを用意してカウンターに行く。最悪、パスポートを忘れても、会員番号を言えば大丈夫。
前もって用意しておいた注文用紙を提出し、お金を払い、製品を受け取って完了。ここはイージー。
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バッグに製品を詰め込んだ私は、ついでに過去の私の思い出を振り返ろうと、ラチャダー通りへ寄り道してみた。
タクシーに乗り込み、「ラチャダー、ソイナトン(ソイ7のこと)」と伝える。あぁ、この感覚からして懐かしい。
程なくして、ソイの入り口に到着した。
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出迎えてくれるのは勿論、風俗店。
変わっていない…と思いきや、いつも見ていた風俗店がいくつか無くなっている。やはり軍が実権を握ってからと言うもの、タイは本当につまらなくなっていた。
タクシーの運転手でさえ、「タイはもう、観光国じゃない。つまらない」とボヤくくらいだからね…。
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「ここまで大きくなったし、自国の力でやっていける」とでも思ってんのかね?つけ上がりやすいタイ人らしい考え方ではある。そのせいで、どんどん観光ビザの取得が難しくなっているし。
頭の悪いタイ人がここまで大きな街に住めているのは、間違いなく外貨のおかげなんだけど…
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そこまで考える脳ミソも無いと言うのか。
事実、2021年12月現在、某ウイルスのせいで色々混沌としているとはいえ、やはり自国の力だけではやっていけない事を悟ったのか、掌を返し、再び観光客を必死に呼び込む体勢になっている。観光ビザも、今なら容易く取得出来るらしい。こいつら、本当にアホなんだよ。本当に…。
…ま、そんな所も含めて、タイって国は魅力的だったりするのさ。
ちなみに医療費は、日本とは比較にならないくらいに高い。歯の治療なんかも含めてその全てが、だ。
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故に、絶対に病気になってはいけない。
だからこそ、私はMLMの製品にそれなりのカネを使ってでも、全力で体調管理を徹底したのだ。
ここは、今思い返しても正解だったと思う。
なので、「タイは安く住める」と言うのは実際ウソとホント。「まとも」に生き抜くなら、それなりの財力は必要なのだ。
—その38へ続く—
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