■ 第十一章 : 孤独の証明
【はじめに】
私の今までの研究を見れば、全てでは無いものの、この世の姿が概ね理解出来る様になるだろう。
少なくとも、出回っている平面説などよりは...。
ただ、前回のコンパスの件なども含め、冷静に過去の考察と照らし合わせると矛盾が生じる仮説も幾つか出てきた。
なので、混乱してしまう前に、分かっている事を一旦整理しようと思ったのである。
初期から追いかけて来たこの資料。勿論全てがこの通りでは無いのだろうが、とにかく分かり易かった。何が何の比喩なのか、その辺に関しても想像しやすい描写だったと言える。
未だに分かっていない事は数多くあると言えるだろう。どんなに閃いても、また別のジャンルで矛盾が発生する。あちらが立てば、こちらが立たず...この繰り返しだ。
特に「この世の構造」に関する考察においては、本当にその繰り返し。惑星や星座、場所、タイミング、星々の位置、北極と南極、太陽、白夜、それらに絡む錬金術やら二神やらフラクタルやら聖書やら生命の樹やら...あぁ、ワケが分からない。
だからこそ、ここいらでまとめ記事でも書き、頭の中を整理しておく。その方が今後も展開しやすい.......
...と言った程度で終わらせるつもりだったのだが...
またしても、新しい見解に辿り着いてしまった。
そしてその見解は、今までの考察を大きく肯定し、かつ覆すものでもある。
どこまで行っても、私は究極的には孤独である。
ただただ毎日、それを証明しようとしているだけなのかもしれない。
それを月が...精霊が...そして、Blanisが教えてくれた。
本章で私があなたにお届けする考察内容は、理不尽な事この上無い。
購読される際にはどうか、それなりの覚悟と寛大な心を持って臨んで頂ければ幸いだ。
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