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▲ 第二章 : しるし

【はじめに】

暗闇の中を、光も手がかりも無く歩き回れる人はいない。

何らかの目安さえあれば…そこから脱出するきっかけになり得る。道、明かりなどを探すのが普通だろう。

その「目安」は当然、真理探求においても存在する。しなければ、到達は不可能だ。

それはイルミナティの残した資料だったり、この世における振る舞いだったりする。また、その他にも様々な事象が「ヒント」になり得た。ここは、今更言うまでも無いと思う。

二元論=悪と捉える人もいるが、矛盾している。悪とした時点で二元だし、そもそも二元的思想はこの世の謎を解き明かす上で必要なもの。それこそ、真理探求の道を照らす一つの光になり得るものだ。

二つの相反する概念が存在するからこそ、中庸を見据えることが出来る。その方法で、私は中庸へと近付いてきた…つもりだ。

物理的領域における中庸…すなわち「カギ穴」は理解した。

なら後は…

カギだ。

どこにある…?見つけなければ。

そのヒントは間違いなく、夜空にある。

しかし…このままでは埒が明かない。

星なんぞ、無数にある。一つ一つ見る…なんて事をしていたら、それだけで私の人生が終わってしまうだろう。

故に、必要な情報…すなわち「しるし」だけをピックアップしなければ。

夜空に描かれた「しるし」は、間違いなくヒントになり得るはず。

まだまだ牛歩だが、とにかく…出来る事から徐々に始めていこうと思う。

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