見出し画像

【週刊】ニュー・ビジネスダイジェスト #3

5月もそろそろ終りに近づき、梅雨入りが見えてきた季節。

今週も気になった【新しいビジネスのトレンドやテクノロジー、海外の事例などのニュース】を独自の解釈を交えて、お伝えします。

オンラインゲームトレーニングプラットフォーム盛り上がりの予兆

最近、20-40代のビジネスマンの友人たちがフォートナイトで盛り上がりはじめています。
巣ごもりの影響もあり、私も先日からフォートナイトやっており、友人たちとビデオチャットで繋ぎながら、ビクロイの瞬間は家で過ごす生活の中で最もアドレナリンが出る瞬間です。

ただ、このフォートナイト。
初心者が勝つために覚えたり、トレーニングすることが非常に多い。
こちらのページで絶対覚えたいテクニックがまとめられているのですが、ちょっとした新卒研修くらい覚えることがあります。
(参考)絶対に覚えるべき最強テクニック一覧!実力で絞り込めるツール付

https://gamewith.jp/fortnite/article/show/108207

そんな背景もありつつ、アメリカでゲームのトレーニングプラットフォームを提供するStatespaceが16億円を調達というニュースがありました。

Statespaceの現在の登録ユーザー数は200万で、月間アクティブユーザーは50万、2020年1月以降400%増加したとのことだ。

オンラインゲームを始める20-40代のビジネスマンが増えているトレンドで、今後休日の交流の場がゴルフからフォートナイトへ移っていく可能性も十分ありえます。
そのときにこれまでゴルフスクールに通っていた人たちがオンラインゲームのトレーニングをはじめる人たちはでてくるでしょう。
また、20-40代ビジネスマンがターゲットとなれば、単価を上げてマネタイズもしやすく、ビジネスとして成立しやすい。
(僕もビクロイできるのであれば、スクールに通うこともやぶさかではありません。)

参入障壁も高くないビジネス領域ですので、日本でもスモールスタートでゲームトレーニングサービスが出てくることが予想されます。

また、余談ですが、海外ではE-Sprtsはギャンブルの対象になっています。(日本ではもちろん、違法です。)

コロナの影響でE-Sportsベッティングの売上は3ヶ月で約13倍、掛け金の平均金額は2倍に増加しているよう。
(参考)eスポーツ「賭博サイト」が活況、賭け金額が急上昇中
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200519-00034550-forbes-spo
ギャンブルの要素が入るとエンターテイメントとして伸びていき、参加人口はますます増えていき、E-Sportsやオンラインゲームに付随する領域も間違いなく盛り上がっていくでしょう。

あと、米国陸軍がオンラインゲームで採用はじめました。
(参考)米陸軍、ビデオゲームで新兵確保 コロナで接触避け
https://diamond.jp/articles/-/237996

遠紫外線ランプがアフターコロナの公共空間には必須の設備に

紫外線のうち、100〜280ナノメートルの紫外線C波(UV-C)は細菌やウイルス、カビの消毒に高い効果があります。

これまでも人工的に生成する紫外線ランプは、医療や食品加工分野で幅広く用いられてきました。これまでは紫外線C波は人体に有害なため、使用場所が限られていました。

米コロンビア大学放射線研究センターの研究チームは、屋内の公共スペースで人体に害をもたらさずに、紫外線C波を用いる研究を進めています。
新型コロナウイルスに対しても有効であると考えられており、この技術が製品化された際には、世界中の公共空間に必須の設備になるかもしれませんね。

製品化については、日本のウシオ電機は、2015年からコロンビア大学と狭帯域スペクトル紫外線技術の独占ライセンス契約および、研究委託契約を締結しており、2021年に製品化を目指しているとのこと
頑張ってほしい。

(参考)ウシオ、細菌感染を減少させる人体に無害な紫外線殺菌法の独占ライセンス契約及び研究委託契約をコロンビア大学と締結
https://www.ushio.co.jp/jp/news/1002/2015-2015/102121.html


電子コミックの海外市場展開と韓国・中国の驚異、そしてNetflix化

集英社が2019年1月から海外へ展開しているマンガアプリが米国やタイ、メキシコ、インドネシアなどを中心に月間アクティブユーザー数が370万を超えたということ。

漫画は日本が世界に誇れるコンテンツであるので、これまでのコンテンツを正式に多言語化して、世界でユーザー獲得していることは素直に嬉しいニュースです。

一方で、驚異になりつつあるのが、中国や韓国。
記事にもあるように韓国や中国のマンガアプリが海外でも読まれ始めております。また、日本でも韓国、中国のマンガが人気になりつつあります。

ピッコマでの人気マンガランキングでは韓国の作品が人気上位に食い込んでいる。

実際読んでみると、縦スクロールかつオールカラーの漫画はスマホで読んだときに読みやすく、彼らがこれまでの出版社と異なるスキームでコンテンツをプロデュースしている様子も感じます。

Netflixはの番組制作に年間1.9兆円と莫大なコストをかけてコンテンツを作成し、世界中でユーザーを夢中にしています。

これと同様のことが、電子漫画プラットフォーム市場で起こりえるでしょう。グローバルに展開する漫画プラットフォームが莫大なコストをかけて、オリジナル漫画を作成し、ユーザーを獲得してく。
マンガアプリオリジナルのコンテンツが人気になりつつあるので、その流れは加速していきそうです。

----------------------------------------------------------------------------
noteで取り上げなかったニュースなどはtwitterでも情報発信しておりますので、よかったらフォローください〜。

ではでは〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?