レコード・CD購入記録（6月）

　たびたび、「サンプル盤も入れてるんですか？」と訊かれるので、この場でお答えしておきます。リリース前にサンプルで聴いている作品もありますが、ピックアップしているのはリリース後に自分で購入している作品だけです。なので、基本的には購入した作品だけを取りあげております。というわけで、今月もよろしくお願いいたします。

6月に購入した主な作品。

※ : 〈「」〉はEP／シングル／ミニ・アルバム。〈『』〉はフル・アルバムです

Vanilla Hammer「Our Dust」テクノ／ベース（全曲試聴）

Trus'me『Planet 4』ハウス（全曲試聴）

Perfume Advert「Big Gete Star」ハウス（全曲試聴）

SHXCXCHCXSH『SsSsSsSsSsSsSsSsSsSsSsSsSsSsSs』テクノ（全曲試聴）

VA『Close To The Noise Floor Formative UK Electronica 1975-1984』ポスト・パンク（収録曲のChris & Cosey「Re-Education Through Labour」）

Clarke Hartnoll『2Square』テクノ（収録曲「Better Have A Drink To Think」のMV）

Dieterich & Barnes『The Coral Casino』クラウトロック（全曲試聴）

Daniel Patrick Quinn『I, Sun』ロック／フォーク（全曲試聴）

Raime『Tooth』アンビエント／インダストリアル／EBM（全曲試聴）

Ryan Elliott『fabric 88- Ryan Elliott』テクノ（プロモMIX）

浜崎あゆみ『M(A)DE IN JAPAN』日本のポップ（収録曲「FLOWER」のMV）

Bjarki『B』インダストリアル・テクノ／ハード・ミニマル／アシッド・ハウス／レイヴ（全曲試聴）

dOP「Email From A Beetle」ハウス（収録曲「Email From A Beetle」）

イロメガネ『37.2℃』日本のポップ（収録曲「こわい」のMV）https://www.youtube.com/watch?v=AgV1X5oILIM

ナードマグネット『CRAZY, STUPID, LOVE』日本のポップ（収録曲「C.S.L.」のMV）

中島孝「TAXIS」日本のポップ（収録曲「INAZUMA」のMV）

FINAL FRASH「FINAL FRASH」日本のポップ（収録曲「YEAH」のMV）

水曜日のカンパネラ「UMA」日本のポップ（収録曲「ツチノコ」のMV）

Garbiel Ananda「The Little Creek Behind The House」テック・ハウス（収録曲「The Little Creek Behind The House」）

Cassy『Donna』テクノ（収録曲「Route To Thonon」）

Floorplan『Victorious』テクノ（収録曲「Music」のプレヴュー）

DJ Voila『Aimless Summer』テクノ（全曲試聴）

Richie Brains『Who Is Richie Brains』ベース／グライム（全曲試聴）

Disclosure「Moog For Love」ハウス（収録曲「Feel Like I Do」）

DJ Kaos「Midnight Patrol」ハウス／ディスコ（全曲試聴）

Elka『Chants』ハウス／デトロイト・テクノ（全曲試聴）

HAARM「Foxglove」ロック（収録曲「Foxglove」のMV）

　HAARM（“ハーム”と読むのでしょうか？）のデビュー・シングルにハマっております。リヴァプール出身のバンドなんですが、ほのかにサイケデリックで甘美なサウンドは、ファンクの要素を感じます。一瞬ストーン・ローゼズの「Fools Gold」を連想してしまった。

　クラーク・ハートノルは、ヤズーやイレイジャーでおなじみのヴィンス・クラークと、オービタルのポール・ハートノルによるユニット。オールド・スクールな音作りは斬新といえるものじゃないし、もろオービタルな曲もある点は大爆笑なんですが、踊らせるツボを知ってる音の抜き差しは、熟練の極み。もちろん僕も踊ってしまいました。

　それから、リストにはありませんが、レコード・ショップでジャズと2000年代のポップ・ミュージックの中古盤を大量に買い漁りました。ジャズはただの嗜みですが、2000年代のポップ・ミュージックは、とある目的のために集めた感じです。そろそろ、2000年代をふりかえる流れが顕在化すると思うので。当時の無名アーティストによるディスコ・パンク、エレクトロクラッシュ、ガレージ・リヴァイヴァル、ニュー・レイヴ、ニュー・エレクトロなどなど、“懐かしい〜！”といちいち呟きながら聴いております。88年生まれの方々、準備しておきましょう。