修論提出直前の日記、2003年
修士3年目の2003年12月、修論提出直前の日記を発掘しました。当時24歳、この後12月14日で25歳になるところ。ほぼ20年前です。なんと途方もない時間が過ぎたことか。最終段階で松屋に行ったときの、やっとこれで終わるという感じを、今でも生々しく思い出せます。
この戦いがこれまでで一番つらかったかもしれない。ですが、翌2004年には、フランス政府給費留学生試験の戦いになり、そしてなんとかパリへ行ってひと苦労。パリでもうひとつの修士論文をフランス語で書くことになる。そして日本に帰ってきて、じゃあ博論はどうするかとなり、それをドゥルーズにするという決心がつくまでに時間がかかり、そして学会誌に査読論文を通す戦いへ、そして博論という大規模なものをどうまとめるか……と、戦いに次ぐ戦い。研究者になるってマジで大変なんです、本当に大変だった……
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12/1(月)
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