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生活の哲学

生活から浮き上がってくる考察、執筆・仕事の方法、読んだもの見たものの批評などを連想的つながりで掲載していきます。Twitterでは十分に書けない考察の背景や補足情報も書こうと思い… もっと読む
日々の経験に反応して書く、というのは僕自身のレッスンなのですが、それが読者の方々にとって「何かを書… もっと詳しく
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#日記

哲学の考察

これまで様々なテーマを扱ってきたが、多くの場合で、何かを「限定する」ことについて考えてき…

千葉雅也
3週間前
44

ネジはまず緩く締める

一週間が経った。 少しばかり、いま思うことを書く。ほんの少し、仕事に戻っていくために体を…

千葉雅也
2か月前
81

ゲラになってからがけっこう大変

本日、再校ゲラが手を離れた。あとは印刷所に入り、もうこれで完全に動かせないですよという日…

千葉雅也
3か月前
46

今後の予定を考える

芸術論は再校の締め切りが今週末。月曜に印刷所に入り、それで完了だが、どうしてもという直し…

千葉雅也
3か月前
48

本づくりの最終段階

現在、1月30日、23時になる前。この一年の一番大きな仕事である芸術論の本が、明日、31日に入…

200
千葉雅也
4か月前
79

時間、年末

昨年もそうだったのかもしれないけれど、世の中が急速に変わっていく激動の一年で、そのなかで…

千葉雅也
5か月前
65

自然に書く(京都新聞連載12)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年8月。 * 今年は3作目の中編小説『エレクトリック』が三島賞、芥川賞の候補になり、結果発表を続けて待機することになった。それが4月から7月で、大学で言えば夏学期のあいだずっと気にかかっていたわけで、正直、疲れた。受賞に至らなかったのは残念だが、その緊張から解放され、梅雨が明けて夏となった。 最初の小説『デッドライン』を書いたのは2019年で、それを1年目として、今年で小説は5年目となる。

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200

このところの振り返り、インターネットと居場所

今回はこのところの振り返り。先日、『構造と力』文庫版の解説が校了した。10月後半から一ヶ月…

200
千葉雅也
6か月前
80

自分自身というお荷物(京都新聞連載11)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年6月。 * 新しいフレームにそろそろ変え…

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千葉雅也
7か月前
77

日記、届いた本を開封する

朝、便意をもよおしてトイレに行くと、トイレットペーパーがほとんどなかった。ストックが一個…

千葉雅也
10か月前
66

速度の変化(京都新聞連載10)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年3月。 * すぐにやる。もたもたしない。…

200
千葉雅也
11か月前
83

このところの振り返り、哲学の本

もう半年経ってしまいましたね。 半年っていうのは正月からの数え方で、新年度から、つまり4…

千葉雅也
1年前
80

「様子を見る」ことと「複雑なネットワーク」

最近、すぐどうにかしようとしないで「様子を見る」、ということができるようになったきた気が…

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千葉雅也
1年前
122

方針がぶれてもいい、「継続性の担保を外部化」していれば三日坊主でもいい

4月になりサバティカルになって、時間を自由に使える。インプットを中心にする方針。いくつか課題を立てて調査を進めようと思っていて、それと芸術論の本を組み合わせるつもりだったが、東京での仕事があったり、なんやかんやで流れは乱れるわけで、時間の使い方というのも結局は一貫させることができない。

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200