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生活の哲学

生活から浮き上がってくる考察、執筆・仕事の方法、読んだもの見たものの批評などを連想的つながりで掲載していきます。Twitterでは十分に書けない考察の背景や補足情報も書こうと思い…
日々の経験に反応して書く、というのは僕自身のレッスンなのですが、それが読者の方々にとって「何かを書…
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#芸術

変換すること

何かを変換するのである。それが作品をつくるということだ。では変換とはどういうことだろうか…

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千葉雅也
4か月前
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作品が離陸するとき

作品を成り立たせるときに、とりあえず二つ、関門があるかなと思っている。もっとあるかもしれ…

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千葉雅也
9か月前
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書くことと無意識

出てくるように書く。「こう書こう」として書くのではない。湧いてくる、というか、なんとなく…

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千葉雅也
10か月前
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芸術作品とは「解けない問題」である

(無料記事です。連続ツイートを元にして書きました。) 芸術作品とは何か。作品に向き合う方…

千葉雅也
10か月前
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日記、届いた本を開封する

朝、便意をもよおしてトイレに行くと、トイレットペーパーがほとんどなかった。ストックが一個…

千葉雅也
10か月前
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速度の変化(京都新聞連載10)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年3月。 * すぐにやる。もたもたしない。…

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千葉雅也
11か月前
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芸術論のプレビュー

芸術っていうと大げさですけど、狭い意味での芸術作品だけじゃなく、日常生活なかにもある芸術「的」と言えるようないろいろも含めて、考えてみたいんです。で、芸術的というのが何を意味するのかは、学説は種々あるんですが、僕としては長らくポイントは「脱目的性」だと思ってきました。

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このところの振り返り、哲学の本

もう半年経ってしまいましたね。 半年っていうのは正月からの数え方で、新年度から、つまり4…

千葉雅也
1年前
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若々しい憧れを捨てる(京都新聞連載9)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年1月。 * 2023年の目標は原点回帰。先に…

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千葉雅也
1年前
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創造性の原理

とにかく、出てくるままに書く。編集はそのあとで考える。編集段階を、第二段階として区切る。…

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千葉雅也
1年前
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坂口恭平との三日間(2)

到着当日、アトリエに行く前に、坂口くんが運営するmuseumに案内してもらった。それがあるのは…

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千葉雅也
1年前
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坂口くんから学んだこと

2月24日から26日、坂口恭平さんの個展「坂口恭平日記」(熊本市現代美術館)でのトークに参加…

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千葉雅也
1年前
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努力について

このところ「努力」に関する考察をツイートしていた。それらのツイートの一部をもとにし、加筆…

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千葉雅也
1年前
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母校へ行く、漫画を読む、子供に戻る

作業は自然な流れで。 前の連ツイを元にした記事を書こうかと思ったが、このところの仕事がひと段落したので、ちょっと気分を整えるために、言葉が出てくるままに書きたいと思ったから、そうすることにする。 なんやかんやで2月も終わってしまう。驚くべきことである。1月より早かった。ちょっと妙な感じすらする。歳とともに時の流れが速くなるというやつなのか……ともかく、2月のピークは冒頭にあった母校、宇都宮高校=宇高(うたか)での講演会で、それはいつものしゃべり仕事以上に緊張して、パワポの