ブランド作りの第一歩!フォントはこれでOK。
皆様、googlemapは使ってますか?便利ですよね。
無料!安心安全!!正確!!!
ブランド作り初期段階では、Noto fontもそれぐらい便利なのです。
無料ダウンロード先は下の方に書いてます。
※同じくgoogleから提供。
ブランディングをしたい!
でも、デザイン、スローガン、写真や動画もない。
そんな状況下で少しでも
素敵に見せたい。
少しでも伝えたい。
そんな時には、文字(フォント)選びから取り組みましょう!
●ブランド作りになぜ文字(フォント)が必要なのか?
フォントとは、デザインにおける文字の形のことで、ブランド作りの最重要素です。
なぜなら
①情報が伝わりやすくなる役割
同じ情報であっても、少ない広告、営業、秒数で物事を伝えられるようになる。
②訴訟リスクを軽減する役割
意外ですが、フォント訴訟が最も活発で、額が大きくなりやすい。
一例ですが、上記のたった2つだけでも、
ブランド作りの基礎の大部分、攻めと守りの要といえます。
●これまで(と現在)のフォント問題
・高価格
日本語のフォントは何文字あるでしょうか?
日本語として販売できる文字は概ね3000文字以上あり、それぞれの形は複雑です。
当然販売価格は高価でした。
今でも一つのフォントで15万円以上するものもあります。
・デジタル対応(ウェブ、ソフトウエアなど)
ウェブ、パソコンは日本語に適していません。
日本語は複雑で一つ一つのデータが重いためです。
加えて、日本語フォントの多くは苦労して作っているので、デジタルで使う場合別のライセンスの購入をする必要性もあります。
これは、訴訟問題にもよくなることです。
・OS(windows, mac)問題
歴史的にmacはデザイン性が高く、windowsは実用性が高いです。
そのため、デザイナーと営業部隊は違う文字を使うことが多いです。
デザイナーはモリサワ系、営業部隊はメイリオです。
しかし、ブランド作りの基礎は統一です。
毎回違う文字が出てきたらよくわからなくなってしまいますね。
・外国語対応
これは日本ならではの最大の問題です。日本語は日本でしか基本通じません。そのため海外でテストで販売したい場合などどの文字を使えば良いかわからなくなると思います。
文字は文化の入り口ですので、間違った文字を使ったり、違法と気づかず使ってしまうと、会社の生き死にに関わる大問題となります。
・訴訟問題
フォントは意外なことに訴訟が頻繁に起こり額も大きいです。理由は、フォントの利用について詳しい弁護士もデザイナーも少ないことで、被害金額が計算しやすいことにあります。
そこそこでも調べようと思うと、英語の規約になってしまったりなかなか困難なところは今でもあります。
●Noto font の利点と無料ダウンロード先
Noto fontsのNotoとはNo more tofu(豆腐)を略で、tofu(パソコンでの文字化け)を根絶する、世界のみんなが文字を見ることができるようにするという素晴らしいコンセプトがあります。
このコンセプト通り、Noto fontは先の問題をほぼクリアしています。
価格は無料、デジタル対応あり、OSに両方対応、外国語対応あり、訴訟課題も極小。
特に外国語は、中国語、韓国語、その他アジアの各国言葉もカバーしています。
Noto fontsは、デジタル化、ライセンスの煩雑化が加速する現代において究極に近い形で、googleという超大企業によって提供だからこそできていると言って過言ではありません。
まるでgooglemapのように便利と言ったのはこのためです。
無料ダウンロード先はこちら
https://www.google.com/get/noto/
※筆者は自発的に紹介をしているだけで、googleとは利害関係はありません。
※利用する場合はgoogleの利用規約や改訂にご注意ください。
●後記
余談ですが、筆者はデザイナーなので高価格帯のフォントも購入、保有しています。あくまで、スタートアップ、中小の方が安全にデジタル、海外を含めた展開を行いたいという時向けの記事であります。
Noto fontsが退屈に思えてしまう場合でも、文字の配置などによって有料の文字以上のデザインは作れます。何でもかんでも文字を色々試す前に、まずはNotoで存在感出すようなデザインを少し練習してみてもいいかもしれません。
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