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世界に学ぶ爆発的プロモーションのオキテ

私はかつて、新興アジア圏で、クリエイティブディレクターとして、
伸るか反るかのプロモーションやブランディング(主にデジテルが主戦場)ばかりをしていました。

国内だと、ユニクロ、JAL、陸上自衛隊とか、
海外だと、マクドナルド、サムソナイト、スターバックスなどです。

『伸るか反るか』
と表現したのは、爆発的に伸びるプロモーションと伸びないプロモーションというのは、
意外なことに、それほど多くない差によって作られます。

今回は、そのポイントをさくっと書いてみたいと思います。

✔︎ 全体のプロモーション費用は最重要でない

皆勘違いしがち(特に国内)ですが、極端にでかい金100億以上とかなら話は別ですが、1億と10億とか、100万と5000万とかはあまり重要でなかったです。それ以外に重要はものは多々あります。
では何が重要なのか?

✔︎制作チームのタレントと経験は重要

跳ねさせたことがある経験者がいることは重要です。やはり、過去にバズらせたことのある人は、自分が期待されているのを知っていて、『次』が情報も常に調べています。
全く知らない人同士でやるより、知っている人を混ぜるべきでしょう。でないと未知の山に登るようなものです。
加えていうと、多くの人に意見を聞きすぎるのも、エッジが弱まります。

✔︎新しい手法はみんな好き

世の中には、様々な年齢、性別、思考の人がいますが、大部分の人たちは目新しいものが大好きです。難しい話が必要でなくなるケースが多いです。
そういう意味で技術的な時事を取り入れるべきでしょう。
最初は直接コンセプトと絡んでなくても、なんでもいいのです。
新しいSNSの変わった使い方、ドローンなどの機器、3Dモニタなどなど。

私はデジタルを得意としていましたので、幅広い意味での技術は必ず活用していました。世界で初といえるか?そのレベルまで行けば、かなりの期待・効果が見込めるでしょう。

✔︎大きなクライアントでなく、大きな理解が重要

チームが優れたメンバーが集められた場合は特に、自由演技できる環境が大事です。クライアントが大きすぎて、しっかりしすぎて、コンプラやチェック基準が厳しかったりすると途端にお金があっても、難しくなります。やりたいことができないと跳ねません。

✔︎リスクを知りつつ、恐れない。

これは無茶な話なようですが、結局跳ねているのを連続でつくる会社、チームは胆力があります。しかし、倫理を見失い、犯罪的な行為まで行ってしまうところもあります。
つまり、リスクを忘れずに、胆力を制御するとぶっ飛ぶものができるかなという。

今は、プロモーションの時代から少しつづ変わりつつあるのですが、
それでも、デザインである以上お金を扱い、数字を求めることは変わらないと思いますので、
昨今の忙しさから抜けて、リハビリ感覚で書いてみました。

では、また今度:)