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毎日続けて食事で病と向き合う

2020年4月の頃、僕の本を読んでくださった方からメールが来た。「逆流性食道炎」と言う病気だと聞いた(注)。僕は極めて消化器系は調子がいいので苦しみはわからないが、随分大変だということはわかった。

何度かのやり取りのあとで、彼女は「自分で毎日食事を作り、病と向き合う道」を選んだ。


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何か上手くリンクが貼れなかったので、ショット取りました。毎日食事を作ることが大変だと実感できます。そして豊かなものです。

僕はとても感動してしまった。自分で食事を作りながら、毎日の体調を記録して、身体と食事、季節やいろいろな人の関係、その中から自分らし生き方を見つけようとしている。

素晴らしい。

僕とは全く違うアプローチの食事の姿を感じます。

しかし、美味しそうだ。

僕の食事はこちら。何か、ちょっとねえ。おしゃれでない(笑)。娘に嫌われるわけだ。ああ、僕もおおしゃれな料理作りたい。お煮しめに焼き魚でビール飲んでグタグタしておる。最近は糠漬けである。

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「逆流性食道炎」というのは...........

とんでもない病気だ。ネットで調べた範囲では、病院行っても治りゃしないぞ。なにせ、胃袋の一部を切って、縫い付けて横隔膜も縫うという。

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この引用文を見るととんでもないことが書かれている。「ピロリ菌を殺しすぎたために増えちゃった」と言う。あれだけ胃癌の原因だと言ってピロリ菌を虐殺しておいてそれが悪かったというのだ。ゼンメルバイスもびっくりだ。

今、学会・研究会においては、胃十二指腸潰瘍に代わり逆流性食道炎及び胃食道逆流症への関心が高まっています。なぜ今、胃食道逆流症(逆流性食道炎)なのでしょうか? ひとつには、食事および生活習慣の欧米化やヘリコバクター・ピロリ菌感染者の減少に伴い、逆流性食道炎及び胃食道逆流症の頻度が増加していることにあります。事実、1970年代後半の報告では、逆流性食道炎の頻度は1.6%~2.9%であったのに対して、20年後の1990年代後半の報告では、16.3%に増加しています。

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専門家の説明を読んでも、原因がわかっていないと分かる。

恐ろしいことに、原因(分子生物学的な機序)が判明していないのに原因を名指ししている(注)。

結核や梅毒といった疾患が発症する確率の高いマイクロバイオームや、欠乏症(壊血病・脚気)や中毒症(フグの毒)の明確な因果関係が分かられているわけではないのだ。

だから、「ストレス」だとか、「食の欧米化(食事国粋主義)」とか「運動不足」「食事のバランス」「免疫力の低下」「よく噛まない」.....バッカじゃなかろか(笑)。言葉の専門家が指摘するように、外れっこないバズワードの羅列である(探しものは水のそばにある=何でも水のそばにある、地球は水の惑星である)。

多くの難病や膠原病と言った今私達を苦しめている「病(症状)」のようにどうにも手が出ないのである。症状に対しての対応策でしか無いのだ。その上、「オリールオイルが良いとか」「胃に負担がかからない物がいい」とか、診察も問診もしないままに食事指導をしている。その内容はよくまあこんな事かけるねというレベルだ。恥ずかしくないのかねえ。

オリーブオイルが良いというのは「地中海型食事療法」とオメガ369オイル信仰の結果だろうが、何ら根拠はない。特定の物質の欠乏症であったならば特定されていないほうがおかしい。おまけに最近の研究で「地中海型食事療法」を否定する物が出てきている。恐らく1960年代の地中海での食事調査は意図しない内に「素材から作っている(イタリア)」Vs「商品化された食事(アメリカ)」の比較になっていたものだと思う。これは「和食バンザイ(食事国粋主義)」にもつながる笑い話の種である。

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検査値と関係つける(医学的である)ことも多いが、これこそが専門家の目くらましなのだ。検査値とは、身体の中で作られる代謝物だ。

1)それが原因なのか、結果なのかは判断がつかない。

2)トラブルがあるからその代謝物が見つかるのか、

3)それがトラブルのもとなのか、別な原因があり検査値の異常も同時に起こているのか?

「糖尿・高尿酸・高血圧・高脂質」の様に「検査値を下げる、よく効くクスリ」がある場合は顕著である。

なにせ、よく効く効くクスリは徹底的に検査値を下げるのだ。「検査値を下げることが治療だという定義」(注)から考えれば忠実に薬を飲めば良いのだ。

しかし、多くの合併症と言われる病は(20年検査値をクスリで下げ続けながら)一向に減少しない。そろそろ対策が誤っていたいたと気が付かねばならにがまだこの時代の医師が生きているから、患者を殺し続けるのだ。ゼンメルバイスもびっくりだ。


そして、それ(代謝物の異常が発生する)源は食事なのだから本質的な原因は食事の中にはずだ。


彼女に僕はこんな事をメールに書いている。多分、もっと多くの人の感じていることをまとめていけば見えてくる。とても闘病録は勉強になるのです。そして患者同士のコミュニティは多くのことを教えてくれる。医師は苦しみを知らないから、対処療法でレセプトを稼ぐ。(注)

粘膜炎症の症状なんだろうなと思っていました。
僕は最近ブログにこういう表現を書いています。
「検査値を正常にするために何種類もの薬を処方され、同じ様な手術を繰り返し、やがて薬も効かなくなり手術するところも無くなる」と。
「同じ様な手術」というのは、ある似た機能を持った組織が、全体的なダメージを受けている時に起こります。
心不全だと、ステントや心房細動が始まり、ニトロの処方が有り、本格的な手術が始まります。粘膜系の組織が痛み始めると結構バラけた症状になって見えます。
口腔内の炎症(歯槽膿漏、口内炎)、食道炎、ポリープ、胃潰瘍、胃がん、十二指腸炎、直腸がん....みな場所も専門も違いますが僕には同じに見えます。粘膜は皮膚と同じ様に真皮ー>表皮ー>粘膜の順に押し出されていきます。そこに何らかのトラブルが起こっているのではないのでしょうか。
様々な人の事簿を参考にして、食事を変えていくことで自分を知ることが出来ると思います。僕は料理の研究をしているわけではなく、自分の身体を学んでいると思っています。

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僕は、「商品化された食事」に原因があると思っている。

彼女も、どんな時に起きるのかを記録した。食事との関係もそこで見えてきたという。

僕も、食事と血糖値の関係を綿密に調べて関係を見つけた。そして今では単に検査値の問題ではなく、もっと重要な事に結びついていると思っている。

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自分で3食食事を作るのは辛い。病気の症状が収まってくるにも時間がかかる(注)。権威の言うことを全く無視するのだから恐ろしく不安だ。

ネットには多くの闘病の方々の記録が載っている。

僕はとても興味深く闘病録を読んでいる。医者自慢や病気自慢の方々も多い。最後に医師との出会いを喧伝するものも多い。

かく言う僕も2人の医師との出会いが人生を変えた。「医師と言う職業」が悪いのではない。自分は権威だと驕り高ぶり、患者を見ない様な輩が悪い。「5分の検査リのチラ見」で処方箋を書くようなセンセイ様が悪い。しかし、そんな医師のところに行き続ける患者が一番悪い。

僕は彼女のような道(権威に安心ぜず、自分で病と向き合う道)を選んだ人を尊敬する。僕は彼女に勇気をもらったのだ。ありがとう。

せっかくの人生ではないですか、権威の言いなりになって苦しめられるより、頑張って「自分を見つけよう」ではないですか。

売っている食事は、利益を出すために食事の中から大事なものを押し出してしまう。生命を食べるということが食事の意味なのだ。車にガソリン積むわけじゃない。

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注)原因(分子生物学的な機序)が判明していないのに........

例えば、「青酸カリ」はほとんどの動物にとって死をもたらす。「一酸化炭素と同様に赤血球のヘム鉄に酸素より強く結合して、酸素が運ばれなくなる」と言う現象が証明されているから毒なのである。この現象は実験室の中でも確認されるから対応の処置(治療)を考えることが出来る。

医療は侵襲的(患者を傷つける行為)だ。注射にしても免許を持っていないと障害になる。同時に十分な根拠がなければならない。

だから、医師は「ネットワークビジネス」の商品を処方してはならないのだ。つまり権威があるので乱用するなということである。

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注)医師は苦しみを知らないから、対処療法でレセプトを稼ぐ

逆に言えば、レセプトこそが問題なのだ。患者の体験をつなぎ合わせて様々なアドバイスをするということに対してはお金が発生しないから出来ないのだ。彼女と僕は40本以上のメールのやりとりがあった。僕は多くの知見を得たし、彼女は僕の体験を受け止めて決心をした。

お互い、医者嫌いな所は一致していたが、僕はそこにたどり着くまで30年かかった(笑)。僕などよりう~んと偉い。

医師は自分が間違えているなどと考えない。治療が間違えているかもしれないなどと考えていたら患者に治療できるはずがない。もしくは「まあ、いいや」と心のなかでつぶやいているのだろうか?

高額の金使って、得た免許である。おまけに潰しが効かない。考えてみればかわいそうである。しかし、社会全体が医師という職業に高い報酬を保証しているのは私達を幸福にしてくれと願っているからだ。決して老人になった時に苦しめて年金を引っ剥がしてくれと思っているわけではない。

自分自身も通る道だとなぜに気が付けないのかねえ。

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注)病気の症状が収まってくるにも時間がかかる

僕の体験的では、食事が身体に対していい影響を表すには時間がかかっている。

僕の食事療法は2015年から唐突に始まった。最初はかなり厳しい糖質制限で血糖値を下げることを主眼にしていた。同時に学び、様々なことをに気がついた。

2016年に母が亡くなり、父の食事を作り始めて大きく方向が変わる

そしていろいろな現象が軽減したのは、最近(2020年)である。

これらの苦痛と相関関係がある致命的な合併症に対しても効果があるといいのだが。

肩の痛みも消えました。

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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。