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格差の方程式:序論

現代の「格差の問題」を論じるのは難しい。それなりに豊かなのだ。下には下がいるのだ。勿論上には上もいる。

今の平民は、時給をもらいながら生活をしているから、給料をくれる会社にはたてつけない。

格差の方程式総論

ウンウン、いい絵がかけた。ジョーカーは泣いてバットマンは笑う。そんな格差の世界を僕は描きたい。

教育が格差を自己責任にする

教育機会は平等だから給料は能力のある人間の給料が高いと言うが全くの嘘だ。

大学でて入社試験をフリーパスするのは経営者の親戚縁者、次に優遇されるのはコネの有る連中(取引先の部長クラスなら、会社訪問で豪華な名刺が集まってくる)、先輩の引きが有れば応接までと売れるかもしれない。上手く先輩が口効いてくれれば、入ることもできるかも知っれないが一生社畜の転勤族。

経営者(人事担当者・面接官)が好む容貌ならば、セクハラ要員で入社可能だ。それはそれでいいかもしれない。

会社の入社の基準は忠誠心。とにかく内部告発をしないで言われたことだけをする。コネある人間ならば、黙っていくこと聞くだろう。

役人も一緒、公務員試験を通ったところで、上に行くには忠誠心が必要だ。

真実が知りたい

心ある人間は死を選ぶ異ほかない。そして自殺する人をメディアは病気だと貶める。僕から見れば上にいる奴らのほうがよっぽど病気だが、付ける薬はない。こちらが飲ませられる。

コネがなけりゃいい会社に入れないことぐらい誰でも知っている。

会社に入っても自分を引っ張ったコネ持ちの言いなりにならなければ閑職行きだ。

まずは会社のオーナーが利益をとって余った金を経営者が幹部と分ける。残った金の経費として人件費を支払う。時給は周りの会社にならった金額。

仕事があるだけ儲けものと労働組合は経営スポークスマンとなってしまった。御用組合という。

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学校は格差を助長する

大学も同じ、院生だろうがなんだろうが、教授に楯突きゃ就職はない。親に金がなけりゃあ、大学教授の給料を借金(奨学金)して払って、結局就職はコネがなけりゃ出来やしない。

大学院行っても使いっぱしりにされてパワハラ・セクハラされ放題だ。結局は数少ない大学の教員という椅子の取り合いになる。

自治を失った大学は金だす文科省の言いなりで、政権の喜ぶこと言ってりゃクビになることもない。彼らは格差の上の側にいる。この格差の世界を何とかするわけがない。

格差の生まれたのはなぜか?

水洗トイレとエレベータが格差を生んだ。

土地の生産性は限界があった。米を作るか、熟練労働者に機械を作らせるか出会った。ところが、高層ビルを立てて、高い家賃を取れるようになったのだ。

僕が20歳の頃は4階建てのアパートがせいぜいだった。2階の汲み取り便所なんて見たころもないだろうが、僕は知っている。ところが、水洗トイレとエレベータが土地の価格を何倍にもした。

当時、不動産をかった連中は金のなる木をかったようなものだ。何もしなくとも金が入ってくる。

集まった金は投資先を探して企業に金が集まり、多くのグローバル企業が生まれる。

土地に縛られ、そこでものを作っていた企業が海外から部品を買って海外で組み立てて日本で売るようになる。

生産拠点を海外に移せば会社を潰すのも簡単になる。首切りもテレワークで一発である。ネット越しに何百人もの生活を破壊できる。

コンビニ大手が不採算店舗を数千店閉店させて、最高収益を出したと聞く。つまりはそういう事だ。

労働三権という幻想を追うのはめたほうが良い

組合の上部組織(大抵は業界大手の組合が選出)の連中の来ているものを見ればいい。高給仕立ての背広を着ても恥ずかしいとも思わないのだ。

大手メーカの組合員だって、自分の会社作れるか下請け潰すか選べと言われたら下請け潰すに決まっている。

もはや、団結のしようがない。なんて素晴らしい世の中だ。

緊急避難の正当なる人非人

相手を殺さなければ自分が破滅させられる。誰でも自分の生活が大事。これは当たり前。

今や小学校からそういう時代だ。勉強していい大学入りなさいよというのは余り効率的な言い方ではない。企業のオーナーの息子ならば、別にどんな大学出ていても使う砲台の金が入ってくる。

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この時代の教科書である。今でも十分通用するのだ。

給料を自分で決められる「連中」と時給で働くほかない平民の社会になってしまったのだ。

そして時給で働く連中は、一生働き続けても金はたまらない。そりゃそうだ、毎月家賃を上納して、通信費や食費に薬代で目いっぱいではないか。

うつや統合失調症になって当たり前だ

自分の将来を考えれば生きて行きたくなくなるのも当たり前。

毎日クタクタに働いて、客に頭下げて、家賃を払う。電話料を払う。食事を買う。子供に残す財産もない。その家賃で一生楽に暮らせる連中がいる。

部長課長は自分で給料を決め、気に入らない社員は首を切る。それも部下に切らせて、そいつがしなけりゃそいつの首を切る。

平民に、残されたストライキ(会社行かない学校行かない)さえも許してくれない。精神病院(阿片窟)行かされて薬を処方されるか、ホームレスになるか、最寄りの教会行って銃を乱射するかしかない。

本当は、会社や学校に問題があるとどうして誰も言わない。

どうして変えようとしない。いくら子供がいじめ殺されようとも、それはその子が悪いことになる。口ではストレスを見つけられなかったと行って教師は転勤して記憶から「排除」していしまう。

だから繰り返される。記憶しないから歴史は繰り返す。

ベーシックインカムと言う奴隷制度の現代版

昨今ベーシックインカムという話を聞く。

消費税から払うということを書いているクソな大学j教授がいる。やはり大学は格差のみかただ。

うつや統合失調症をベーシックインカムが助けるという。

馬鹿じゃないか?

ベーシックインカムで哀れな平民に渡された金はそのまま家賃になっていくじゃないか、通信費や食費になって格差の上に上がっていく。

哀れな平民に残されたものは、「社会のカス」という称号だ。税金で暮らさざるを得ない無能なヤクタタズの烙印だ。

だから最低の給料で肉体労働しろという。形の変えは移民政策だとどうして気が付かないのだ。

そんなことより、当たり前に働いて、子供を育て、家族皆が暮らしていって65歳で引退いして生活の質を落とさないでいれる給料を払え。

給料を決められる連中が自分取り分を減らせばいいだけなのにそれはしないで、消費税から払うという。ご立派な経済学だ。

この格差は強敵だ

かつて私達は「平等」を求め戦った。身体的な特徴や、生まれによって差別されはしない。教育機会も平等になった。

しかし、生まれたときから、親の資産の差が大きいのだ。「財産権」は保証されている。そしてかつてないほどに金が集まって、使う道がありすぎる。

お江戸の時代は、将軍様でも目黒のサンマがごちそうだった。盲腸に成れば死んでいた。

今じゃ他人の臓器買っても生きられるし、世界をまたにレストラン周りでクレイジーリッチな金を使う。

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大学なんぞ行くよりも、青木先生のほうが何百倍も素晴らしい洞察を教えてくれる。僕は大好き。

ぼくだって、格差の上にいるのか下にいるのかわからなくなる。家を持っているけど、住宅ローンはあと20年あるし、売上はないから、80歳になる前に死なないと生命保険が入ってこない。子供には残すものはないし、精神病院では病名がつくだろう。

まあ、いつもの結論である。「こういう社会」はテロで滅びるほかない。

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実質的にこの話と同工異曲です。いい絵がかけたのでアップしました(笑)。

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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。