格差と忖度のオリンピック:収益と言うアブク銭は、スポンサーの商品買っている私たちの払うもの。
今回のオリンピック報道で一番驚いたのは「新国立競技場のプラチナチケット635万円の記事」。抽選販売だそうだ。オリンピックに限らず、アマチュアスポーツイベントの嫌なところは選手の取り分が少ないところだ。つまり誰っかピンはねしている。
こんな高額のチケット、「ぽん」と買える連中がいる。おまけに学校の生徒動員してボランティアってどういうつもりだ。学徒動員って昔あったよね。
入場料の払い戻しが難しいなら無選手で開催すればいい(笑)。
今日は国立競技場のイベント見て気持ち悪くなった。
オリンピックで金メダル取れば国会議員にでもなれる。大学の教授職はその下だな。しかし、50年前はこんな社会じゃなかった。誰かの貧困があるから、誰が大金持ちになり、その金持ちの金に群がる。
いくら銀行で金を刷っても、皆金持ちの銀行通帳の残高に入り、プラチナチケットや自家用ジェット買うカネになる。
こういう社会は、砂漠に滅びた遺跡文明のようにテロで崩壊する他ない。
年収が300万円に届かない家庭がどれだけ有ると思うのだ。経営者は優秀だから給料が高いのではない。社員にきちんと給料を払っていないから給料が高いのだ。
教育の機会平等、企業はコネ優先
教育の機会は平等だから優秀な人間が高給を取るのだという幻想はもういい加減にしてもらいた。
問題は学校を卒業したあとでの入社プロセスだ。企業は「優秀さ」ではなく忠誠心を求める。間違えても内部告発などされたら困る。つまり、「コネ」である。子供が企業において内部告発などしたら、「親(だいたい取引先の偉い人)が困る」ような子供を入れるのだ。
サークルの先輩の紹介で入ったら、先輩の言う事には従順だろ。
大学卒業してフリーパスで部長の名刺もらえる奴らと書類選考もまともに見てもらえない学生。
公務員試験に受かっても親が高官ならすぐに上に行く。教師や医師は国家試験のはずなのに世襲する不思議。
だから企業は上の言うこと聞く社員しか集まらない。コンプライアンス以上に上司の言うことは絶対なのだ。逆らえば、自分からやめると言うまで穴蔵に入れられる。
こんな社会で生きていて「鬱」にならないほうが異常だ。まあ、上の方にいれば少しはならないかもしれないが、いつかは自分にも来るのだ。
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。