脱走兵を英雄と見た国、絶対許さない国。僕の大好きな勝新太郎。
アメリカ映画には厳しいコードが存在する。戦争において脱走した兵士を許さないというものである。軍隊は絶対的な正義であるというメッセージである。殺さなければ殺されるのだから殺人さえも正義なのだ。確かに多くの戦争を見てみれば分かる。
しかし、その殺人は、決して戦場に行くことのない方々の富のために行われるのである。
翼賛会的報道を見ていれば自由を守るための戦いと見えるであろうが、それは偽装である。毎日報道を見るたびに憂鬱になる。
戦後の日本の国民感情では軍隊は悪であった。その点を十