見出し画像

世界はすでに十分に面白い - 迷惑系YouTuber現象から学ぶ

山本昌寛(山本マサヤ)

最近のニュースでは、迷惑系YouTuber「煉獄コロアキ」こと杉田一明容疑者の逮捕が大きく報じられています。

彼のような人物がなぜ社会的な注目を集めるのか、そして我々はどう反応すべきなのかを最近考えてみます。

そもそも迷惑系YouTuberの心理的背景

迷惑系YouTuberの行動は、社会からの注目を集めるための極端な手段です。彼らは通常、自己顕示欲が強く、自己の価値や存在を確認するために他人の注意を引く必要を感じています。
また、リスクを冒してでも目立つことで、一時的な興奮や充足感を得ようとする心理が働いています。
これはしばしば、個人の自己肯定感の低さや、社会的な承認を求める深い欲求から来るものです。

「感動できる！」日常の中の素晴らしさを見つける

現代社会は、表面的な刺激や瞬間的な注目に重きを置く傾向がありますが、本当の面白さは日常の中に潜んでいるのではないかと最近思います。自然の美しさ、人との繋がり、新しい学びや趣味への探求は、人生を豊かにし、心に深い喜びをもたらします。
落合陽一さんのX(Twitter)を見ていると、「感動できる！」という言葉がよく出てきますが、落合さんの意図は違うかもしれませんが、こういう発想を持つことが人生の豊かさのために大切なのではないかと思いました。

人生の意義とは

迷惑系YouTuberのような極端な行動は、一見、退屈な日常に刺激を与えるかのように思えますが、真の意味での生活の質を向上させるものではありません。人生の意義は、自己成長、創造性の発揮、そして周囲の人々との健全な関係の構築にあります。
「煉獄コロアキ」の逮捕は、社会にとって重要な警鐘です。私たちは、一時的な注目や表面的な刺激ではなく、日常生活の中に真の面白さを見出すことができます。私たちの世界は、そのままで十分に美しく、面白いのです。私たちが必要とするのは、その美しさを見つけ出す新しい視点かもしれません。


いつも、皆さんの応援に励まされています！