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鼻水・鼻づまり解消の手術を受けることになった・Part1_事前準備編(体験談)

僕は幼い頃から鼻炎持ちで、夜に結構つらい鼻詰まりに悩まされていたので、今回鼻詰まりの原因になっている鼻の曲がりを矯正するという手術を受けることにした。

これは手術に至るまでの経緯、事前準備についての記事になる。
入院・手術実施〜手術後1ヶ月間の過ごし方はPart2、Part3を参照。

鼻水・鼻づまりの症状

症状は、寝る時の鼻詰まりがメインで、特に左の鼻が詰まりやすく、鼻呼吸ができないので口呼吸になってしまって寝苦しいというもの。また、鼻水も出やすく、年中ティッシュが手放せないのも地味に面倒でなんとかしたかった。

これまでの治療

これまでの治療としては、耳鼻科に行って薬をもらい、錠剤と点鼻薬で凌いできたが、薬を使っても鼻詰まりが発生することがあるのと、継続的に耳鼻科に行かなければならないので通うのに時間がかかるしお金もかかるので嫌だった...

鼻の手術を知ったきっかけ

きっかけは、いくつかの耳鼻科を渡り歩いた先で、先生が鼻の骨を矯正する手術がある、というのを説明してくれたことだった。僕の鼻は左に曲がっているので、そのせいで空気の通り道を塞いでしまい鼻詰まりになっているとのこと。
・鼻が曲がっている=鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)
・鼻の曲がりを矯正する手術=鼻中隔矯正術(びちゅうかくきょうせいじゅつ)

この手術を行うことにより、鼻通りが良くなるとのこと。これまで20年以上、耳鼻科に通っていたが、たいていは薬を処方するだけで終わり、手術の話をされたのは初めてだった。その時は、そういう選択肢もあるんだ程度で自分には関係ないと思っていたが、よくよく考えて自分でも調べてみると、手術をした方が今後の人生で鼻の症状に悩まされることがなくなると考えると、手術した方がいいんじゃないかという考えに至った。

病院選び

手術にあたり、病院選びをすることにした。病院は2,3候補を挙げて、診察も受けてからどの病院にするか選ぶことにした。幸い、この鼻中隔湾曲症は割とよくある症状で、手術を行った体験談を書いている方がWeb上にたくさんいたので、その先人の方々の書き込みも参考にして選ぶことにした。たくさんの先人の方の書き込みを見ていると、
・手術は全身麻酔で行う病院と、局所麻酔で行う病院がある
・術後に入院が必要な病院と、日帰り手術で対応する病院がある
・術後2日〜1週間くらいは鼻に詰め物をするので完全鼻閉になり鼻呼吸ができず、地獄のようなつらさ
・鼻の詰め物をとる時に激痛 or 無痛
・手術により、特に見た目の変化はない
・費用は10万いくかいかないかくらいで、高額医療費限度額制度が使える

というような内容。3つ目の完全鼻閉はどの人も体験したようで、これは避けようがないが、4つ目の鼻の詰め物をとる時の痛みに関しては、人によって激痛、無痛というのがはっきり分かれていた。これって手術を受ける人の個人差もあるだろうけど、病院の処置方法によって変わるんじゃ?と考え、鼻の詰め物をとる時に無痛と言っていた人がどの病院で手術したのか調べて、その病院で手術を受けることにした。

そして複数の病院を比べた結果、今回は「東京慈恵会医科大学附属病院」
という、鼻中隔矯正術では豊富な実績がある大きい病院で手術を受けることにした。今回は以下のような内容。
・手術は全身麻酔、入院2泊3日
・最新技術を使うので、手術後の鼻の詰め物をとる時の痛みがない
・有名な病院だからか、待ち時間は長い(初診2時間待ちくらい。。)
・予約は、今回初診日の45日後くらいに手術の予約がとれた。
・病院内がめちゃくちゃおしゃれ。病院じゃないみたい。
・医療費がめちゃくちゃ高い。30万円くらいかかるらしい。

費用

医療費が30万円かかる。。有名で実績も豊富で大きな病院だからか、費用もプレミアムでお高い。健康保険の高額医療費制度があると、自分の所得に応じて限度額以上の費用がチャラになる。これを使って、今回は費用30万のところ、10万以下に抑えられるとのこと。高額医療費制度、万歳!

医療費とは別に差額ベッド代もかかるらしく、入院時に個室にするとさらに〇万円プラスになるので仕方がないので大部屋を選択。
また、それとは別に事前の診察や検査で、すでに1〜2万円くらいは払っている。

手術内容

手術内容は、以下のものを受けることになった。
鼻中隔(びちゅうかく)矯正術=鼻の内部の骨の出っぱりを切除する手術
粘膜下下鼻甲介骨(ねんまくかかびこうかいこつ)切除術=鼻の内部のふくらみのある粘膜を切除し、鼻の通りを良くする
後鼻(こうび)神経切断術=鼻水などのアレルギーの原因の神経を切断する手術
※後鼻神経切断術は、「鼻詰まりだけでなく、鼻水もつらいです」と自分から言わないとやってくれない可能性があるので注意。

手術によるリスク

この手術では、稀だが「エンプティノーズ」という、鼻の内部で左右の鼻の穴が貫通してつながってしまうという結果になることがあるらしい。これは一度なってしまうと治すことが難しく、後遺症となり、息がしづらかったり、息はできてもヒューヒュー音が鳴るという症状が続いてしまうそう。今回は、そうならないよう左右の鼻の穴が貫通しないようにきちんと対応しますとのこと。

スケジュール

スケジュールは、以下のような予定。
・2021年11月24日、初診日
・(いまここ)手術日までに検査、医師面談、看護師面談などで3回来院
・手術前日、PCR検査
・2022年1月7日、手術日
・入院2泊3日、退院
・しばらく定期的に通院

入院時の持ち物

入院時の持ち物は、これもいろいろな方の書き込みを参考に、以下のものがあると便利なので持っていく予定。
・ノートPC(ひまつぶし用)
・ポケットWi-Fi(院内にはWi-Fiがないので)
・延長コード、複数タップ(電源が少ないそうなので)
・S字フック(ゴミ袋をかけたり、何かと便利)
・箱ティッシュ(ティッシュはたくさん使うそう)
・耳栓、ノイズキャンセルイヤホン(大部屋なのでうるさい)
・アイマスク(夜間、看護師さんにライトを当てられて眩しいそう)
・ミネラルウォーター(院内にはウォーターサーバーはない)

終わりに

次は入院時か退院後に、手術がどうだったか、レポートする予定!
術後は特にしばらくつらいそうだけど頑張ります。


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