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股関節102 人工股関節置換術と脚の長さの確認

おはようございます。
そして、メリークリスマス!
筋トレの基本はスクワットと思っている塗山正宏です。


今回のテーマは、

人工股関節置換術と脚の長さの確認です。

人工股関節置換術を行う際に重要な要素のひとつに、左右の脚の長さを揃えるということがあります。

股関節が変形が進んでくると、軟骨がすり減り、骨が変形することにより脚の長さが短縮していきます。

そのため、人工股関節置換術を行う際には、短くなった脚を伸ばして正常な脚の長さに揃えます。

脚の長さを確認する際に、私が行っている仰臥位(あおむけ)手術の場合は、脚の長さの確認が非常に行いやすいという点があります。

反対に側臥位(よこむき)手術の場合は、脚の長さの確認が仰臥位手術よりも正確に行う事が困難です。

また、私の場合は見た目の脚の長さの確認だけでなく、レントゲン装置を用いることによって、脚の長さが画像でも揃っていることを確認しています。

簡単にいえば、ダブルチェックをしています。

なるべく術後に脚の差が出ないように心がけてはいますが、3cm以上の脚長差が元々ある場合や、股関節の動きがあまりにも硬い場合には、脚長差の補正が困難な場合もあります。

その場合でも、術前よりはバランスが改善しますのでご安心ください。

これからもなるべく正確に行う手術を心がけていきます!


本日のまとめ

脚長差を揃えるためには、ダブルチェックが有効。

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「竜宮城に連れて行きましょうか?」


一度は玉手箱を開けてみたい整形外科医の塗山正宏でした。

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