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あのグアルディオラが世界最高と称える監督

今回はグアルディオラ監督が世界最高と称えるマルセロ・ビエルサ監督について書いていきます。

マルセロ・ビエルサ
戦術マニアとして知られるうえ、趣味がサッカーの試合のビデオ収集であることから、「エル・ロコ」(変人)の異名を持つ。
指導歴
ニューウェルズ・オールドボーイズ 1990-1992
CFアトラス 1992-1994
クラブ・アメリカ 1995-1996
CAベレス・サルスフィエルド 1997-1998
RCDエスパニョール 1998
アルゼンチン代表 1998-2004
チリ代表 2007-2011
アスレティック・ビルバオ 2011-2013
オリンピック・マルセイユ 2014-2015
SSラツィオ 2016
リール 2017
リーズ・ユナイテッド 2018-

グアルディオラ監督はビエルサ監督について

“One of the best or maybe the best manager in the world”
“世界屈指の、世界一の監督と言っても過言ではない”

とビエルサ監督について話しています。この動画ではない動画でもいろいろな会見などで世界一の監督と語っています。

ではなぜグアルディオラ監督が世界最高と語るのか?ビエルサ監督のサッカーや哲学について紐解いていきます。

ビエルサ監督のサッカーのスタイルは一言で言うと超攻撃的です。

そんなビエルサ監督が自分にとってサッカーとは
“Atacar mucho y luego recuperarla con la ilusión de volver a atacar y esperábamos la compañía de suerte, ése es el futbol.”
攻撃し続け、ボールを失えばまた攻撃したいという気持ちでボールを奪い再び攻撃をする。あとは運がついて来るのを待つだけ、それがサッカー。
と語っています。

そんなビエルサ監督が率いていたアスレティックビルバオの2011年にサンマメス(アスレティックビルバオのホームスタジアム)で行われた対FCバルセロナ戦のほんの一部をご覧ください。

当時のバルセロナはメッシ、シャビ、イニエスタ、プジョル、ピケ、ブスケツ、ダニアウベスなどのスーパースター軍団をグアルディオラ監督が率いていて無敵と言っても過言ではない強さを誇っていました。

現に歴代最多のバロンドールを獲得しているリオネル・メッシ選手も「試合に行けば勝つのがわかっていたよ、それがチャンピオンズリーグの決勝だとしてもね」と当時の強さを語っていました。

そんなバルセロナと互角に渡り合い結果2-2で引き分けでこの試合は終えました。

ここで大事になるのが互角に渡り合ったということです。

当時、対バルセロナのチームがしていたサッカーは全員自陣に構え守備というサッカーです。モウリーニョ監督が率いていたレアル・マドリードでさえ全員自陣で守備をしていました。

そしてバルセロナは圧倒的なボール支配率を誇りどんな相手も寄せ付けませんでした。

ですがこの試合ではビエルサ監督にとってのサッカーというのを徹底しているアスレティック・ビルバオが互角に導いているのかもしれません。

ビエルサ監督はサッカーの研究が大好きで情報収集を常に徹底してると言われていてビエルサ監督が集めたバルセロナに関しての情報をグアルディオラ監督にプレゼントするとグアルディオラ監督は「私よりバルセロナの事を知っている」と驚きを隠せなかったそうです。

こういったことからグアルディオラ監督はビエルサ監督の事を世界一と称えるのかもしれません。

最後にビエルサ監督の名言を紹介して終わりたいと思います。

「サッカーという大きな影響力のある世界では、結果に見合う努力をした人を評価すべきだ」

「花壇を避けずに近道しようとする人は、早くは着くが、花を踏んでしまう。花壇を避け遠回りした人はその分時間はかかるが花をダメにしない」

これらの名言からビエルサ監督は結果までのプロセスが大事だと語っているのではないでしょうか?

以上、グアルディオラ監督が世界最高と称える監督マルセロ・ ビエルサ監督の紹介でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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