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今の時代、下手な営業よりも口コミが大切

初めまして、Masato Suzukiです。
主にサービスやブランドについてのデザイナーとして活動しているフリーランスです。

前回はバリュープロポジションついて書きました。顧客が欲しいものと企業が提供できるものを照らし合わせていくことが大切です。
前回の記事はこちらから

今回はSNSの時代のマーケティング4.0について書きます。
オンラインが当たり前の時代になりSNSは個人や企業でも重要なコミュニケーションツールとなってきました。

持続性の時代のマーケティング4.0

2010年代に入るとSNSは当たり前の時代になり、コミュニケーションのあり方も日々進化しています。TwitterやFacebookを利用して他社との関わりや電話やメールなどではなくLINEやZOOMなどの様々な手段を使うことが一般化されてきました。

マーケティングの偉大なる父コトラーは、ソーシャルメディアが台頭した時代を持続性の時代と呼びマーケティング4.0と名付けました。

オンラインとオフラインを行き来し個人間やコミュニティの影響を受けてマーケティングが行われています。これは社会影響抜きにして消費者の購買行動を説明することができなかったです。

広告の時代も同じでテレビCMやリアルイベントでの宣伝よりもSNSからフランクな発信が主流になってきました。当然制作時の金額も以前よりもだいぶ下がり誰でもが広告を出す時代になりました。

そこでSNSを活用した新たなフレームワークが生まれた。

SNS時代の5A

元々は4Aと呼ばれてデレクラッカーが提唱した認知、態度、行動、再行動というものでした。

デレクラッカーの4A
認知:宣伝や広告を見て商品を知ること
態度:認知した商品に対して「欲しい」と実際に思い浮かべ、調べること
行動:購入を実行に移すこと
再行動:気に入った商品をもう一度買うこと

重要なのは再行動まで結びつけることでありファンになってもらうことで売れる仕組みができていました。これは今の時代でも成立しそうなことですが、コトラーはさらにもう一つ先を提唱し5Aとしました。

コトラーの5A
認知:宣伝や広告や口コミ情報見ること
訴求:欲しいと思い行動すること
調査:欲しいと思った商品をネットやお店で調べること
行動:購入を実行に移すこと
推奨:気に入った商品をSNSなどで共有すること

推奨によって認知されることが増える、この仕組みこそ営業がいらないマーケティングの仕組みになります。企業が「ウチの商品いいよ!」と言うよりも実際の消費者が「すごい良かった!」というリアルの声の方が信憑性が高いため、訴求や調査といった流れが自然に出来上がります。

熱狂的ファンがたくさん生まれれば生まれるほどブランドは育ちマーケティングの勝ち筋が見えてきて企業が潤うという好循環が生まれます。

後日談

口コミやレビューといえばAmazonが思い浮かびます。レビュー数が多ければそれだけマイナス評価のものが増えてきます。逆にプラスの評価が多いがレビュー数が少ない場合は調査が根入りになるかと。

実際僕もオンラインショッピングをする時はレビューなどを見ますがYoutubeで推奨しているものが胡散臭くて。。。というのも、企業案件というのがあり企業から宣伝してって言われているので悪いことは言えないということになり真実をしれないことがあります。

実際に僕もあるYoutuberの動画から商品を購入しましたが全くの期待外れでショックでした。同時にそのYoutuberのことも信用できなくなってしまい残念な気持ちでした。売れるためには手段は選ばないは消費者にとっては悪であり誇張はブランドイメージを下げる行為にもつながると身を以て経験でした。

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ZOOMを使いお話しさせていただきます。

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気になる方がいましたらWebサイトを見てください。
(拡散していただけると嬉しいですmm)


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